FC2ブログ
宮崎です。
日置さんが山に行かぬ間に仁くんと同級生コンビを結成し、8月27日に錫杖岳左方カンテに行ってきました。



宮崎にとっては念願の錫杖デビュー。
名古屋3時出発で、政治経済の話をしながら快調に車を飛ばして新穂高へ。
コンビニに寄るのも忘れない。

しかし、新コンビの前途は多難だった。
登り始めて約30分後、仁くんが前日の雨で増水したクリヤ谷の徒渉でジャンプしたところ、着地で滑っていきなり顔を負傷。
早くも山行中止が濃厚な雰囲気に。
「そこは傷口に栗きんとん詰めて止血だ!」
って言いたいところをグッとこらえ、こんなこともあろうかと充実させておいた救急セットを総動員してやれることをやる。
前回の滝谷も体調不良な上に行動食を買い損ねるなど、ここのところ試練の山が続く仁くん。
天気もなかなかすっきりせず、2人の間の空気もどんより…。


ちなみにそのころ、千種の若頭こと早戸くんは吉良の海水浴場で寝転がっていた。
青い空と海の写真をフェイスブックにアップし、「チャンネーの水着眺めながらルービー」。
おのれwakagashira…!


さておき、錫杖岳の我々は約1時間かけ治療と止血。
ゆっくり登ってみて、ふらふらしたり血が出てくるようなら中止にすると決め、行動を再開した。
道は滑り、草露で濡れる悪いアプローチをゆっくり登り、前衛壁に到着。
天気も仁くんも回復傾向にあり、登攀決行を決定。

20130827094634.jpg 1ピッチ目取り付き


1ピッチ目宮崎。簡単なルンゼをサクッと。
2ピッチ目長谷川。サクサク登って、面白そうなトポ上の3ピッチ目(Ⅴ級+)まで継続。
あれ…仁くん、「高度感があって面白いとこだからリード譲るよ」と言っていたはずなのに…!
またしても2人の間に微妙な空気が流れる。
3ピッチ目は宮崎。お返しとばかりにトポ上の4、5ピッチを連続で登る。後半は簡単そうな凹角クラックが濡れていたため行かず、左のフェースへ。プロテクションを取りにくく、ロープの流れを失敗しながら抜ける。
4ピッチ目長谷川。扇状の巨大ハングの左、短く簡単なところを登って見晴らしの良いテラスへ。ここで大休憩。

20130827132050.jpg テンションの上がらない仁くん


ここまでの間、実は2ピッチほど上に先行パーティーがいた。
下山後に確認できたが、このパーティーは瀧根さん親子。出発前に瀧根さんのブログを見ていて、「瀧根さん、いるかも」と話しながら登っていたけど、本当にいた。
※参照:ラテルネ瀧根の登山塾


5ピッチ目長谷川。左方カンテの核心ピッチ。出だしの難しいとこは右のチムニーに体を入れてクリア。さすが割れ目の仁。終了点で、「これで終わりだー」って言ってたけど、トポを見るともう1ピッチある。

20130827140245.jpg 核心ピッチをリードする仁くん


というわけで8ピッチ目宮崎。細かいフェースと草付きを登って、前衛壁の上へ。明るい草原みたいなとこに出た。錫杖、ラピュタっぽい。

20130827151562.jpg 前衛壁の上は良い景色

そこからしっかりとした支点での懸垂下降を繰り返し、「注文の多い料理店」側から北沢へ。
「虫が這ってる気がする」と傷口がムズムズしていた仁くんも、なんとか集中力を切らさず懸垂をリードしてくれた。
歩きの下山も慎重に。ようやく一般登山道にぶつかる錫杖沢出合で仁くんが「一般道だー!」と叫んだ。
この日唯一、仁くんのテンションが高くなったシーン。やはり負傷登攀は精神的に辛かったのだろう。
いろいろな行動が少しずつ遅くなり、駐車場に着くころにはかなり暗くなっていたが、なんとか無事に下山できたことに胸をなで下ろした。

そのころ吉良の海の早戸くんは「夏は海でチャンネーにルービーでしょ。こっちはパラダイスでしたw」とコメント。

…wakagashira!



スポンサーサイト



Secret

TrackBackURL
→http://chikusaikuzo.blog16.fc2.com/tb.php/597-2bed5b4b