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お疲れ様です。吉川です。

7/6~7/7に飛騨清見にて千種アルパインクラブの確保講習会が開かれましたので、簡単に報告させていただきます。投稿が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。

会員の方々には、成瀬さんより報告書が配信されているかと思いますので、詳細はそちらにお任せするとして、こちらでは講習会の雰囲気を伝えることができればいいなと思っています。

講師:瀧根
補佐:坪井、中村(春)
運営進行:成瀬
参加者
6、7日:坪井・中村(春)・成瀬・早戸・ブルース・原田・吉川
6日夕方~:青木(一)・青木(宏)
7日朝~:日置・上手・宮崎


7/6
瀧根さん以外は一旦定光寺に集合し移動、12時前にパスカル清見にて瀧根さんと合流。
移動中、パラパラと雨が降ってきていたので若干不安だったが、予定通り岩場へ。

数日間の雨の影響で川は増水。準備は難航した。
ここでは、制動確保の講習。
無題

図のようなシステムを使い、おもりを落とした後の引き上げは「必殺ガソリンウインチ」を使い、効率化を図った。おかげで80㎏のおもりでも楽に引き上げることができた。ちなみにおもり=日置さんという設定で行った。

まずは足元にディレクショナルアンカーあり&肩がらみで確保を行った。
当初80㎏のおもりでやってみたが、固定確保でもグランドフォールしてしまったため、45㎏で行った。

制動確保を心がけるが、早く止め過ぎてしまったり、なめらかに止められなかったりと、簡単にうまくいくものではなかった。各々4回ほど行うことで、だんだんと制動確保に慣れていった。

その後、ディレクショナルアンカー無し&確保器を使ってのビレイに切り替えて行った。
確保器を使うと、より制動確保が難しいということが分かった。ロープを流そうとしても、反射的に慌てて止めてしまい(ディレクショナルアンカーが無く、制動確保もうまくいかないため、体が持っていかれてしまって焦ってしまう)、ほぼ固定確保になってしまった。これでは、墜落者を止めることはできても墜落者の身体を守ることができない。(落下係数が高ければ、墜落者は強力な衝撃を受けることになる)
フリークライミングのビレイで、クライマーを止めることができると思いこんでいたが、止められることと、相手の身体を守ることは違うということが良くわかった。と同時にいかにビレイの技術というものが難しいのかということを痛感した。
「制動確保とは、ロープのコントロールのことである。それは、墜落者の身体を守ることになり、同時に中間支点を守ることにもなる。」という言葉が心に残った。
制動確保が上手くできれば、ビレイヤーは体勢を崩すことなく、好きなところで相手を止めることができるようになるそうだ。

この日は、ここらで時間も押してきた上に、雨も降ってきたので、撤収。
なかなか、うまく止めることができなかったため、全員もっと練習したいという気持ちがあったと思う。

一旦パスカル清見に戻り、17:30ダブル青木さんと合流。



夕方は西ウレ峠の小屋で少し机上講習。綺麗な結び方の練習。また、その意味、さらにロープの特性や落下係数のこと、ロープ結束時の注意点などを学んだ。あたりまえだと思っていたことも実は逆に間違っているということがあった。技術は常に最新のものを吸収していこうという姿勢が必要だと感じた。


その夜は、大宴会大会。人によっては1時?2時?くらいまで飲んでいたのではないか?
いろんな方といろんな話が出来て、いままで交流が少なかった方々と交流を深めることができました。非常に楽しいひと時でした。一部ではかなり興味深い話も聞くことが出来て、山の話だけでなく勉強になりました。
僕のカレー(通称Gカレー)はスープ状になってしまい申し訳ありませんでした。料理なんて普段全くやらないので基本すら分かってません。でもご飯は高校時代に怒られながら特訓したおかげで、まあまあ炊けたのではないかとひそかに思ってます。いや普通か。朝の米は夜中に泥酔状態で作ったのでダメでしたね。


7/7
6時にパスカル清見へ。
二日目のみ組と合流。大雨が降ってきたため。屋根の下で、机上講習の補足というか復習を行った。

この日は岩場は増水でダメだろうということで、西ウレ峠の小屋に戻って、梁を利用して、クライマーが落ちた時のビレイヤーの自己脱出と、それと並行して、墜落者側はトップの自己脱出を行った。
いずれの自己脱出も、ポイントはフリクションヒッチ。オートブロック(旧マッシャー)を確実に効かせることも意外と難しい。しかし滝根さんから、いろいろとコツを学んだので、これからは確実に効かせられると思う。あと単純なはずのミュールノットが意外と難しい。

これらの技術は以前練習したことがあるはずなのだが、最初はなかなかスムーズにできない。基本的にこの技術は緊急事態に使う技術なので、焦っていてもできなければ意味が無い。これからも定期的に練習して自分のものにしていかなければならないと思った。

その後は基本的なロープワークを練習した。ボーラインやムンターを素早くできるためのコツなどを学んだ。ボーラインは自分の身体に結ぶのは簡単だが、人に結んであげるのなぜか難しい。


そして、雨もあがってきたので、近くの崖に移動し、懸垂下降の練習。
降り方の姿勢を意識して下った。足を伸ばし、お尻を下げる!結び目と同じで美しいことには意味があるのです。美しく安定して降りて、支点に衝撃を与えないことが大事なのです。
また、途中でのミュールノットを使った仮固定や、ムンターでの懸垂下降など、普段あまりやらないことを練習できた。また、ブッシュでの懸垂支点の取り方も学んだ。


そういった流れで、あっという間に時間が過ぎ、お開きとなりました。

講習会は終始和やかではありましたが、受講者は皆真剣そのものでしたので、自分も負けられないという意識を持つことができ、いい刺激になりました。
今回、いろんなことを学びましたが、これらをいかに忘れずに自分のものにしていくかということが大事だと思います。また練習したいと思います。


講師の瀧根さん、また今回参加できませんでしたが、準備してくださった勝野さん、ありがとうございました。


二日とも天気は微妙でしたが、終わったころに見事な青空が広がっていました。そんなものですね。

あまり良い写真が無かったので、良い写真を持っている方は追加していただけると幸いです。
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