FC2ブログ
20130203121232_20130207100416.jpg

新人会員の宮崎です。
2月3日に行われた冬季定例山行2日目、阿弥陀岳北稜登攀組の模様をレポートします。
我々登攀組は、最終的に波多野、上手、早戸、吉川、宮崎の5名。


20130203 061116

前夜の大宴会の余韻を引きずったまま、午前3時半に起床。
朝食とテント内片付けと身支度を手早くすませたつもりが、出発まで2時間以上かかってしまいました。
それでもまだまだ暗い5時40分、ヘッドライトを点けていざ行動開始。



20130203 062404

しかし、前夜の大宴会の余韻はなかなか我々登攀組を苦しめます。
6時24分、胸のあたりが気持ち悪くなりながら文三郎尾根を3分の2ほど登ったところで、阿弥陀北稜への取り付きを大きくそれていたことが判明。
判明、というより、みんなうすうす気づいていました。でもなんとなく見て見ぬふりをしていました。
ここで、この日のルートを再検討。

・降りて阿弥陀岳北稜に登りなおし
・このまま一般ルートで中岳から阿弥陀岳へ縦走
・一般ルートで赤岳
・赤岳主稜

この4つの選択肢から、一般ルートで阿弥陀岳を選びました。
登りなおしはいやだ、赤岳一般ルートは時間的に短すぎる、赤岳主稜はすでに先行パーティーによる大渋滞が起こっている、という消去法により決定。


20130203 070007

文三郎道上部の分岐から中岳へ。
切り立った雪の尾根に1人緊張しながら中岳を越えたところで、さらにルート変更。
中岳沢上部からトラバースして、阿弥陀北稜に取り付くことに。
朝焼けのなか、なかなかアグレッシブなトラバースになりました。


20130203 070740

7時7分、アグレッシブなトラバースを終え、樹氷にひっかかって一息つく登攀組。


20130203 071418

急斜度の雪面を力強く登る登攀組。
この上部、さらさらの雪に埋まったダケカンバ?とハイマツの灌木帯が、個人的にはこのルートの核心でした。


20130203 073910

7時40分、ようやく岩への取り付き。軽やかに登る上手さん


20130203 074353

紺碧の空に吸い込まれるように最後のミックスルートを行く登攀組


20130203 075731

7時57分、標高2805mの阿弥陀岳山頂到着。富士山をバックに記念撮影


20130203 075758

逆光だったのでもう1枚。
風も強くなく、大変気持ちよい朝の山頂でした。


20130203 080840

下山。雪面の状態が悪く、途中バックステップで降りました。


20130203 090828
朝日に照らされる大同心小同心


8時28分、行者小屋に到着。テントを撤収し、美濃戸口まで約2時間で下山。
南沢の登山道がツルツルに凍っており、滑ったり転んだりしながら下りました。
急ぐ必要もないので、アイゼンをはけば良かった。

八ヶ岳山荘でアイゼン歩行組を待ったあと、温泉へ移動。
入浴、食事、反省会をして、土岐ICで解散となりました。



個人的には本格的なパーティー山行や雪山でのテント泊など初体験が多く、非常に有意義な山行となりました。
ただ登ることだけが目的ではない、パーティー山行の意義も学ぶことができました。
また、約6時間にも及んだ大宴会により、ベテランの方々、若手の方々とも交流を持てました。
次回の定例山行では今回の反省点を踏まえつつ、もっと積極的にチームに関わって行けたらと思います。

最後に、吉川くんはじめ幹事の方々、丁寧に指導していただいた先輩会員の方々、大変ありがとうございました。

<文と写真 宮崎厚志>

2013年2月3日、行者小屋スタート、文三郎道から中岳、阿弥陀岳北稜を経て、行者小屋に下山したルート
130203阿弥陀岳北稜ルートデータ
スポンサーサイト



Secret

TrackBackURL
→http://chikusaikuzo.blog16.fc2.com/tb.php/487-8b58eb99