FC2ブログ
1人で常念岳に行きましたが、稜線で強風に遭い、前常念岳を越えたところで敗退しました

【16日】安曇野市・ほりでーゆ付近(標高800m)林道ゲート6:00-南東尾根末端取り付き7:20-笹藪で退却・三股へ転進7:50-三股9:10-11:20南東尾根稜線-2300m付近テン場11:50
【17日】テン場6:30-前常念岳頂上8:30-9:00稜線で敗退決定-10:30テント撤収-12:00三股12:10-14:10ほりでーゆ付近ゲート

【16日】
登山口までの林道は、温泉施設・ほりでーゆのすぐ上でゲートが閉められていた
無情にも「常念岳登山口まで10キロ」の表示。しかも大粒の雪
通行止め情報を事前に調べて来なかったのが悪いけど、登る気力がゼロ近くまで急降下(^^;)
行こうか、それとも温泉入って帰ろうか、車の中で30分ほどうだうだする。

このまま帰ったら、高速代がもったいないと思い直し、意を決して出発
大平原を越えたヘアピンカーブの所から、予定ルートの常念岳南東尾根末端に取り付く
PC160001_convert_20111219222506.jpg
正面に見える尾根が予定ルート


が、が、そこは背丈を超える笹藪だった
葉っぱには雪が乗っていて、亀の歩みで進めば進むほどびしょ濡れのドロドロ
100メートル進むのに30分かかり、登る気力がマイナスまで低下
PC160008_convert_20111219222124.jpg
笹藪まみれ

ひとまず退却し、道路で一休み。やっぱ帰って温泉入ろかなあ、高速代がもったいないかなあ
誘惑を断ち切って、再び三股に向けて歩き出した。

三股はくるぶしまでの積雪。そこから夏道に沿って標高差1000メートルに近い急な登りにかかる
単調なジグザグ道が続き、同じところをグルグル回ってるんちゃうか、という感覚に襲われる
精神的にしんどい道だ。2時間以上かかって、樹林帯の稜線に飛び出した
しばらく尾根伝いに進み、急斜面になる手前の平地にテントを張る
今日は歩きだしが暖かかったから、全身汗でびしょ濡れ
テントに入っても寒くてたまらず、一晩中震えながら過ごした
風は夕方が強さのピーク。稜線からゴオオオオッと吹き下ろしてくる音には恐怖すら感じた
でも夜には静かになりました。

【17日】東の空が明るくなりかけた6時半に出発。前常念岳の急な壁が目の前に見えた
PC170009_convert_20111219222205.jpg
輝く前常念

20分ほどで樹林帯を抜け、巨岩を右に左に避けながら頂上を目指す
積雪はひざから股の深さまで潜る。頂上から雪煙が盛んに上がる
夏道を歩くと雪で埋まってしまうので、岩とハイマツの上を歩くようにした

前常念岳の頂上に出ると、正面から強風が向かってきた
あわててゴーグルを付けるが、目出帽とのすき間が冷たく、アイスクリームを食べた時のように頭が痛い
PC170027_convert_20111219222236.jpg
稜線に吹き付ける風が雪煙を上げる

PC170033_convert_20111219222336.jpg
北尾根


稜線に出てもひざラッセル。穂高の北尾根、大天井岳がきれいに見えた
強風とラッセルで、遅々として進まない。これでは常念岳まで2、3時間かかってしまうかも
温度計を見たら氷点下22度
ゴーグルもサングラスもすぐ真っ白に凍ってしまうし
この風ではトレースはすぐに消されて、帰りもラッセルだろう
登る気力がマイナス100に下落・・・。残念だが、もはやこれまで
そう思ったら、帰りは早い早い
PC170038_convert_20111219222405.jpg
道に残された子猿の肉球跡

1時間でテン場。1時間半で三股。2時間でほりでーゆ
前常念、常念を眺めながら、露天風呂でぬくぬくしました(*^_^*)
2日間だれにも会わない静かな山でした

1川
スポンサーサイト



Secret

TrackBackURL
→http://chikusaikuzo.blog16.fc2.com/tb.php/368-f108942e