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「朝焼けかぁ・・・夕焼けは晴れ、朝焼けは雨というけれど・・・頼むぞ。」

10月8日午前6時、尾道港。
尾道水道を照らし始める美しくも禍々しい朝焼けを正面に見据えて、僕は始発の渡船を待っていた。
ザックに差し込んだ地図を取り出す。もはや馴染みとなりつつあるこの地図。
今年のルートを確認する。装備を点検する。愛車のタイヤも空気は十分。
と、指呼の距離にある向島から渡船がやってきた。
さあ、出発だ。

尾道水道の夜明け

・・・と、すっかり遅くなりましたが先々週の週末、K津単独で帰省に絡めて自転車でしまなみ海道を走って来ました。
山ではありませんが、トレーニングの一環という事でアップします。

【行程】
10/7 16:30 新尾道駅着、自転車組み立て
   17:00 尾道駅にて「しまなみサイクルーズパス」受領
   17:30 千光寺展望台到着
   18:00 ホテル着

10/8 06:00 尾道港より駅前渡船利用で向島へ
   06:30 因島大橋渡る(向島→因島)
   07:10 因島・土生港より長江フェリー利用にて岩城島・長江港へ
   08:20 積善山展望台着
   09:00 岩城島・小漕港より三光汽船利用にて生口島・洲江港へ 雨降り出す
   09:30 多々羅大橋渡る(生口島→大三島)
   09:55 大三島橋渡る(大三島→伯方島)
   10:55 伯方・大島大橋渡る(伯方島→大島)
   11:40 来島海峡大橋・料金所(大島→今治)
   12:00 しまなみ海道走破
   15:30 松山のホテルに到着

(参考:しまなみ海道公式サイトSHIMAP

【状態】
公式サイト掲載の推奨ルートは非常に整備が行き届いており、快適。
サイクリングロードが曲がる場所は標識があるが、やや目立ちづらいため見落とす場合がある。
風光明媚な一帯であるため、推奨ルートを外れた場所にも見所は満載だが、道路が狭かったりするため
通行の際は注意が必要。

また、橋を渡る際に通行料が必要となる。自転車の場合尾道~今治間で合計500円。
50円の橋もあるため、小銭がないと不便だが、50円券が10枚綴りになった専用チケットがある。
その他、自転車に乗った状態で提示すると渡船料が安くなるサイクルーズパスや、道中の施設の入場料やソフトクリームが安くなったりするクーポンがあったり。
エリア一帯で自転車乗りを応援してくれています。
【10月7日 木曜 晴れ】
非常に天気が良かったため、尾道着後に展望台である千光寺に登る。
JR尾道駅で渡船の割引パス「サイクルーズパス」を発行してもらいがてら道を尋ねる。
標高144m。かなり迂回する車道を上り、尾道駅から20分程で展望台に到着。
丁度日没間近で、暮れ始めた尾道水道の景色が広がっていました。
尾道水道の夕暮れ 既に雲が広がっており、明日の天気が危ぶまれる

展望台からは千光寺まで急な石段や坂になっています。さすが坂の町・尾道。
尾道ラーメンをお約束のように食べて、明日に備えました。

【10月8日 金曜 曇り後雨】
妙にひんやりした朝。
ひんやりした中に重さがある感じ。雨が降るのは間違いなさそうです。
速攻で行けるだけ行く心づもりで渡船に乗り込みました。
ここで昨日受領した「サイクルーズパス」を提示、自転車分の運賃(10円)が割り引かれます。
ちなみに「推奨ルート」を通る限り、船を使うのはこの区間のみ。寄り道をしない限り、パスは不要かと。

向島・因島は速攻で駆け抜け、今回のハイライトである岩城島へ向かいます。
ここは確認する限りしまなみ海道で一番高い場所にある展望台・積善山があります。
雨が心配ですが、予定通り因島の土生港より岩城島へ。
船から仰ぎ見ると、思った以上に聳え立っています。今更ながら公開しつつ、下船。
港からたっぷり50分くらいかけて展望台に到着。展望は・・・出始めたガスで隣の島くらいまでしか
見えません。

積善山から因島と生口島 積善山から大三島・伯方島 つなげてパノラマ写真になるわけではありません。あしからず。左は振り返った方向、因島方面。右は行く手となる大三島・伯方島

展望台から一気に駆け下り、岩城島を出るフェリーにぎりぎり間に合った!・・・と思ったら雨が。
祈りも叶わず、思った以上に早く雨に追いつかれました。ここからは実質退却戦。

橋脚の間で手を打つと音が駆け上がっていく「鳴き龍」現象が楽しめる多々羅大橋も今回は素通り。
お土産&塩ソフトで自転車乗りに親しまれている道の駅・マリンオアシス伯方までは一気に走ります。
多々羅大橋2010 多々羅大橋2008 伯方の塩ソフト
左:今年の多々羅大橋。雨なので素通り 中央:イメージ(2008年撮影) 右:マリンオアシス伯方の塩ソフト。うまさ10まんボルト!

マリンオアシス伯方では、絶品の塩羊羹と塩ソフトを購入。雨で体が冷えていますが、塩ソフトは欠かせません。
引き続きひたすら疾走。ノンストップで今治まで駆け抜けました。
今治に渡り終える橋・来島海峡大橋は3本の橋が4キロに亘ってつながる長大な橋。
例年は好天の下思わず笑みをこぼしながら渡るのですが、さすがに今回は必死です。

亀老山展望台2008 カレイ山展望台2009 来島海峡大橋2010
左:2008年撮影。来島海峡を見下ろす亀老山展望台より。
中央:2009年撮影。大島に渡ってすぐにあるカレイ山展望台より。本当はこんなに嬉しくなる風景が広がるんです
右:今年の来島海峡大橋。やはり本降りでした


四国に渡り終えても、尚雨は降り続いていました。
既に体は冷え切っていたため、あとはコンビニでフランクフルトや肉まんなどの暖かい炭水化物&たんぱく質を補給しつつひたすら疾走。
ようやくたどり着いたホテルでは、フロントの方にタオルを差し出される程の濡れっぷりでした。

今年は珍しいほどの悪天でしたが、例年この時期は暑すぎず寒すぎず、なおかつ少し緩んできた日差しが瀬戸内の海で鈍く光る、幸せな風景の中で走ることができます。
橋の造形も美しく、それでいて自然に溶け込むデザイン。建築物萌えの方にもお勧めです。
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