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 以前より考えていた計画だったが、単独だと帰りの車の運転が核心となりそうで、実行できずに数年たってしまった。今回、A直さんが協力してくれることになり実行に移す。
 前日の昼に仕事を終えてから高速道路をひた走り、最終1ヶ前の西穂ロープウェイに乗り込むことができた。西穂山荘テン場で翌日の鋭気を養うため、贅沢して山中で始めて「生ビール」を飲んだ。

【行動記録】
西穂山荘(3:00)-穂高岳山荘(8:00,8:25)-北穂高小屋(10:00,10:15)-南岳小屋(12:10,12:25)-槍ヶ岳山荘(14:15)-槍ヶ岳山頂-槍ヶ岳山荘(15:20,15:30)-新穂高P(18:57)

 真っ暗でしかもガスって視界が4~5mの中を歩き始める。時々道を外しそうになるが、たくさんのペンキ印に導かれて進む。風が吹いて一瞬視界が開けると、南の空にオリオン座が見えた。「今、夏でしょ?」と思い、目を凝らすが間違いない。下界は猛暑が続いて9月に入っても真夏だが、宇宙(!)は順調に秋冬に向かって動いているようだ。
 間ノ岳で夜明けを迎える。
目標の槍ヶ岳は、まだ遠い
    目標の槍ヶ岳が見える

 
 ジャンダルムの手前で登山者とすれ違い始める。「どこから来たんですか?」と必ず聞かれた。ジャンダルムのピークも踏み、奥穂高岳に着く。
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     槍ヶ岳はまだ遠い

 穂高岳山荘で大休止し、朝食パート2を食べる。ここまでは調子よかった。
事前にM尾さんから、「東京の○峰山岳会の人と北穂東稜に登るので、北穂の頂上で会えたらいいね」と連絡を受けていたので、到着予想時間をメールして出発する。
 ここから、登りで足が重くなる。途中でM尾さんから「北穂到着、9時30分まで待ってます」と連絡が入った。気合を入れてペースアップを試みたが、すぐ息が上がってアップできない。途中で泣きが入り「間に合いそうもありません」とメールで返事をした。
 北穂南峰に10時前に着くと、M尾さんが1人居残って待っていてくれた! 感激の抱擁を交わす。抱きついたM尾さんの豊満な体からエネルギーをもらって、体に力が戻ってきた。ありがとうございました。

 北穂高小屋で2回目の大休止。山を始めて35年、初めて行動途中で山小屋でジュースを買って飲む。また、贅沢をしてしまった。
 この先は登山者が多くなり、しかも岩場に慣れない人が多く、渋滞し始めてペースが落ちる。南岳小屋で3回目の大休止。
 22年前に同じコースを歩いた時(もちろんその時は2泊3日で)に、ここから中岳・大喰岳への登りが辛かった記憶があったので、気合を入れなおして進む。

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      槍ヶ岳が近くなる


 槍ヶ岳山荘で止まらず、ノンストップで槍の頂上を目指す。ここからが、大渋滞。
やっと、念願の頂上に立つ。
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      順番待ちで記念写真

 本当は、最後の贅沢をして槍ヶ岳山荘でラーメンでも食べようと思っていたが、時間も押しているので行動食で我慢する。
飛騨乗越からの下りは道もいいので、(自分なりに)飛ばす。下りの足力は残っているようだ。何とかライトを点けずにすむ時間に、下山することが出来た。
 A直さんに電話して合流。帰りは助手席で寝て帰った。御協力ありがとうございました。

  【 コースタイム=25時間45分  結果=15時間57分 】
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