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仕事を兼ねて、穂高を歩いてきました
3日とも雨降りで、お天道様を拝むことができまへんでした
<13日>
鍋平3:10
3:40新穂高
6:40荷継沢
8:50穂高岳山荘テン場 (おしごと)
<14日>
穂高岳山荘テン場8:40
9:30涸沢 (おしごと)10:40
11:40穂高岳山荘テン場 (おしごと)
<15日>
穂高岳山荘テン場5:40
8:20天狗のコル8:30
10:40西穂高岳
12:10西穂山荘12:30
14:40林道
15:30鍋平

<13日>
台風一過の盆休み、山は大混雑するとは思っていたけど
午前2時半に新穂高に着いた時には、いつもの無料駐車場はすでに満車
ガードマン氏は、6時間500円の超高額駐車場か、徒歩40分の鍋平無料駐車場に行けと言う
よく見ると、車を入れられそうな隙間がある

ワテ「隙間に入れてけろ」
ガードマン氏「ダメでがんす」
ワテ「ぉ願ぃしもんで」
ガードマン氏「じゃっどん、ダメでごわす」
ってなやりとりの末、鍋平に回ることに・・・
40分もかけてられるかと急坂を駆け下り新穂高まで30分で行くも
白出沢沿いの登山道に入ると右ふくらはぎが攣り始めて、また涙
沢の流れは、昨日の台風の雨でしぶきを上げていたが、角材で作った橋は無事だった
天狗沢出合にはたんまりと雪渓が残っていたIMGP4787_convert_20100817182955.jpg

鉱石沢で2リットルの水をくみ、荷継沢を越すと雪渓歩きになる
ほどなく穂高岳山荘。台風のせいで従業員も暇そうだった

<14日>
一晩中強い雨が降った。前線上を低気圧が通るようで今日も一日天気が悪いらしい
予定にはなかったけど涸沢に下りておしごとすることにした
速攻で下りて速攻で戻ろうと思ったが、韓国人ツアー客100人の大行列に阻まれ牛歩の歩み
帰りには雨風はさらに強まり、涸沢小屋テラスでの大ジョッキをあきらめた
なーんも見えないこんな雨の中登る登山者が大勢いるもんだと感心していると
鎖場で「ぎゃ*#&-」という叫び声が・・・
60歳ぐらいの男性が後ろ向きに転落し、背中のザックでワンバウンド
頭を下にして、10メートル下の岩と岩の間にはさまって止まった
ワテの20メートルぐらい前での出来事
すぐに駆けつけ、男性のザックを下ろし体を起こしてあげた
きれいなバックドロップに見えただけのことはあって、
右胸が痛いと言う以外、けがは軽いようだ
離れたところにいた別の登山者グループを呼んで男性に付き添ってもらい
穂高岳山荘に駐在する山岳警備隊を呼びに行くことにした
岩場を走ること15分(ホントは歩くこと15分)
山荘に駆け込み、息も絶え絶えに「警備隊を」と従業員に叫ぶと
「さっき本人から電話ありました、出る準備してます」と澄ました様子
なんで携帯で通報すればいいことに気づかなかったのか!名誉ある第一通報者になり損ねました(T_T)
しかもパンツから靴の中までびしょ濡れになったんで、寒くてよく眠れませんでした。散々な一日

<15日>
この日も雨風強し
予定通り西穂経由新穂高に向けて出発。奥穂頂上までは大勢の登山者と列を作って行く
そこからは一人旅、他はみんな前穂方面に向かったようだ。すぐに切り立った馬の背に着く
5メートル先が見えないので高度感がなくて全然怖くないっすIMGP4791_convert_20100817183037.jpg

要所要所に丸印が付けてあるものの、ガスってて踏み後を見失うこと10回以上
浮き石、苔付き石が出てきたら、すぐに「迷った」と思って引き返したのが良かった
春に登ったジャンダルムに着く。目の前にあるのにうっすらとしか見えない・・・IMGP4795_convert_20100817183116.jpg


西風が強く、岳沢側に持って行かれそうになるので、体を10度ほど右に傾けて歩くとちょうど良い!(^^)!
天狗のコルで、西穂から来た男性一人と会う。「天気悪いんで途中でテント張ります」とか
別れてすぐ、振り返って写真を撮るが、もう姿は見えなかった・・・IMGP4798_convert_20100817183255.jpg


天狗岳付近で、ほっとひと息IMGP4800_convert_20100817183230.jpg

西穂山頂付近の岩場では、体長5センチほどのナメクジ発見IMGP4802_convert_20100817183349.jpg

こいつの鈍いこと鈍いこと、1分に2ミリぐらいしか動かない
触角をさわると、一丁前に反応する、一応生きているらしい(^^;)
こんな標高2850メートルぐらいの高山帯でいったい何食って生きてるんだろうか
西穂山頂を越えると、こんどはライチョウの羽多数とフン2つを発見
夏毛がもう生え替わるのだろうか、早いものだ
フンはウグイス色で直径5ミリぐらい。指でつぶすと柔らかく、まだほんのり温かいIMGP4809_convert_20100817183417.jpg

「したばっかり」のようだ(*^_^*)。フンの中には、植物の種のようなものがあった
道も広くなって、間もなく西穂山荘。こっちには「山スカ」が大発生しとりました

さて、ここからが今回の山行のメーンイベント
ロープウエー駅までの途中から新穂高に歩いて下りる登山道を選ぶ
廃道化しているともいわれるが、富士山古道を歩いている畠堀操八さんから
「人の踏み後は100年たっても消えない」と聞いていたので大丈夫だろうと高をくくる
地形図の二俣の辺りは小さな沢になっており
水が流れている場所だろうと見当を付け藪に突っ込む

藪こぎで10メートルぐらい進むと、大きな木の根っこ辺りにレリーフがあるのを見つけたIMGP4814_convert_20100817184458.jpg

せっかく設置したレリーフも、遭難して時間がたつと人知れず埋もれていくものなんだな
しばらく藪こぎを続けるが、踏み後は、ない。仕方なく登山道まではい上がり、もう少し下ってみた
そしたらありました。縄で通せんぼされた入り口が。
縄をくぐって進むと、ちゃんと踏み後が続いていました

5カ所ほど崩壊地があるが、特に問題なく通過するIMGP4824_convert_20100817183450.jpg

標高2010メートル地点では沢沿いに進むが、雑草で踏み跡が隠されていてわかりにくいIMGP4825_convert_20100817183525.jpg

1790メートル地点できれいな小滝にぶつかった。そこから川に沿って進む
大きなシダ類が一面に生えるカラマツ林、素晴らしい景色にしばらく見とれるIMGP4836_convert_20100817183552.jpg

しかし、測量に使ったと思われるマーキングと、杭が点々と設置されていた
まさか、林道をここまで延ばすつもりでは・・・この美しい風景を壊すのはやめてほしい
カラマツを1000本伐採しても、たいした金額にしかならないのだから
ほどなく林道にぶつかり、藪こぎでショートカットしながら鍋平まで歩いた
この登山道、クマザサを刈った跡もあり、森林管理事務所か山小屋の人が手入れをしてくれているようです
下山路として使う価値ありです

1川
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