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メンバー: I佐、K島、K津

右手を差し込む。親指を手のひらにたたみ込む。
右手が岩と一体化していることを確かめ、徐々に体重をかけてゆく。
痛い。
花崗岩の結晶は容赦なく手の肉をえぐる。
大きく息を吐き、そして吸う。

そして左手・・・


目には青葉、夏も近くなってきた今日この頃。
気温も27度の予報と暑さが予想される中、瑞浪にクラックの練習に行って参りました。
日陰は思いの外涼しく、夕方からの雨予報も曇りでとどまる幸運。
心配されたホールドのぬめりも意外に乾き気味でした。(クラックは湿っていましたが・・・)
比較的快適な条件の下、各自計9トライ前後を登りました。

原住民    5.10b
原住民K津さん  原住民K島さん

イブ     5.11b
イブK津さん

新人クラック 5. 9
新人クラックK津さん 

あ~らよ   5. 8 
(写真なし。)

ダーリンスラブ5.10a
ダーリンスラブK島さん

エースをねらえ5.10b
エースをねらえI佐

新人クラックのトライで体力を吸い取られ、後半は全員グロッキー状態。
個人的には「ジャミングとはこういうものか!」と一手一手確かめながら登る一日でした。
そして夕飯の支度でたまねぎを掴んでしまい、さらにジャミングの手ごわさを実感。
明日はどこが筋肉痛になるかが楽しみであります。
I佐さん、K島さん、痛い筋トレにお付き合い頂きありがとうございました!
原住民 5.10b(トップロープ)

いつ来てもクライマーを悩ませるこの課題、日陰になる早朝を狙いウォーミングアップに使う。
まずはK津。3年くらいぶりに取り付く。
核心は中間部から。悪い斜めのカチを左手で持ち、右手は少し右下の水平カチ。右足を刻んで左足を上げる。
右手と同じ高さに上げた足に乗り込んでいく。首尾よく体が上がり、上の良いホールドに手が届いた。
前は歯が立たなかったような気がするが・・・成長を実感できたトライでした。
続いてI佐さん。、次いでK島さん。ご両名とも核心で苦労されており、2便ずつ出す。
しかし徐々に日向になる核心。完登は次回持越しとなりました。

イブ 5.11b(トップロープ)

細くて鋭いフィンガークラック。あまたのクライマーから血と肉を捧げられたこの課題は
僕達からもいけにえを要求する。
まずはK津。下部は力でねじ伏せるが、上部のデリケートな箇所で撃退される。
上部はK津の指では第一関節までも入らない。軽く血を捧げる。イブ姉さんが意地悪く笑っている。
K島さんは「クラックの女王」と異名をとるだけあってサクサク登る。どうやら上部も指が入るらしい。
I佐さんは下部で力尽き、撃退。
K津は2便出すが、同じ場所まで到達しただけ。指が入らないため諦める。

新人クラック 5.9(トップロープ)

本日のメインディッシュ。行きの車中でその怖さを散々聞かされたK津、初見を譲っていただき登る。
1便目は下部の前傾部分を越えられず。
2便目、痛みに耐えつつジャミングを試行錯誤し、中間部で一度テンションをかけるものの完登。
    肩からひねりを効かせる、ジャミングは送る事も出来る等、勉強になりました。
3便目は疲労困憊。手も足もジャミングのしすぎで痛く、集中も切れたためやめる。
I佐さんは1便目で上まで抜ける。K津はジャミングなどの技をしっかり観察。
2便目はやはりよれよれ。
K島さんは1便目不調。2便目はきっちり登る。さすがです女王。
とはいえ、これは5.9でしょうか?この消耗具合を見る限りミスグレードのような・・・

あ~らよ 5.8(トップロープ及び擬似リード)

今度はカムのセット練習を兼ねて5.8のオフウィズスへ。
オフウィズスは体が半分くらい入るものをさすらしいが、K津は肩が時々入るくらいでした。
腕と足をクラックに突っ込み、尺取虫のように少しずつずり上がる。
同じような動きが続くため、意外に消耗する。でも登ることはできる。
各自一便ずつトップロープで登り、次はカムを背負って擬似リード。
このクラックはサイズが大きく、カムもキャメロットが#3と#4、カシンの#4を遣いました。
クラックのリードは疲れるということが良く分かりました。

ダーリンスラブ 5.10a(リード)

そろそろ体が傷だらけになってきたのでスラブをやる。
岩までのアプローチが初見には難しく、しばらく岩場をうろうろ。
どうにかたどり着き取り付く。K津リード。
ホールドは磨かれ、結晶も小さめ。それでもつなげていけるものの最後の一手が悪い。
取りに行く先のスローパーが全く見えず、あてずっぽうで手を出したら運よく取れました。
取れていなかったら靴と膝が大根おろしになっていたと思います。思わず深呼吸をしてしまいました。
特に左足で乗り込む結晶の形が悪く、靴に食い込んでソールを剥いてくれました。ミウラー君、よく頑張ってくれた。
君のおかげで昨年はたくさんのルートを登ることができた。リソールするからもう少し一緒に登ろう。
K津のトライでさすがにびびったI佐さんとK島さん。トップロープで取り付くもののかなり苦労されていた。
隣のルートもやるつもりでこの岩に移動してきたが、あまりの悪さにすぐ撤収。最後のエースをねらえに向かいました。

エースをねらえ 5.10b(トップロープ)

5.10b。クラックなので新人クラックより難しいはず。
そう思いつつK津が一番手。浮いているフレークにフィンガージャムを効かせ、徐々に上へ。
フレークが途切れたあたりから一部シンハンド。見よう見まねのシンハンドを決めると、肘から先の角度を変えずにいればかなり保持できる。
右にハングが出てきたらフットジャムも活用し、ハンドジャムなどを駆使して更に上がる。この頃から息が上がり始める。
左にもハングが出てきたところで、左向きで上がっていた体を右向きに入れ替える。左向きだと安定しない体勢が一気に改善される。そこから上はオフウィズスで、体を半分以上入れてずり上がっていく。トップロープながら完登。よし!・・・あれ、新人クラックより難しいんじゃ・・・
K島さんも恐る恐ると言いつつ問題なく登る。
I佐さんもあっさり。

片付けると18:00。しっかり鍛えていただきました。
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