fc2ブログ
2013.05.27 5.25.26.鳳来
写真
こんにちは。
成瀬です。
5月は平日パートナーがおらず、
14日、19日、22日に笠置山に行きました。
今月中盤に登れていなかった期間があったことと、気温が高くてぬめっていたこともあって思うように登れず、ほとんど成果はなし。笠置は湿気が多く、顔にまとわりつく虫も増えてきました。
25日26日はようやくリードで鳳来、ガンコへ。
二日間とも大盛況でした。
一ヶ月ぶりに赤バラを触りました。
1便目でムーブはだいたい思い出すも、やはりワンテン。
もうぬめり出しているかと思いきや、25日は思いのほか岩のコンディションは最高でした。
泊まりがけのプチクライミングトリップで、東栄町の温泉に入り、とても雰囲気の良い定食屋で夕ご飯を食べて車中泊。いつも日帰りでしたが、クライミングしながら旅をするのも最高にたのしいものです。
2日目も赤バラはワンテン。午後から雲が多くなり、湿気を含んだ暖かい風が流れ込んでくると一気にぬめってきてスローパーを保持できなくなり、終了。
もうそろそろ梅雨入り、フリーもシーズンオフですね。
赤バラも秋に持ち越しですが、最後に思い切りトライして出し切ることができたので良かったです。
これからは比較的涼しい鬼岩に通おうと思います。
それから、小川山と瑞牆山。
天気予報とにらめっこする日々が始まります。
良かったら付き合ってください。
スポンサーサイト



1皮です。能郷白山に行ってきました。
残雪を吹き抜ける風が気持ちよかったです
能郷集落のゲート5:17~7:10頂上7:15~8:27ゲート
1ゲートをスタート。林道が長いっす

2稜線に出たら、ふくらはぎが攣りました

3気持ちの良い稜線のアップダウンを越えると、やっと頂上が見えてきました

4残雪の向こうに頂上の祠がありました



お疲れ様です。早戸です。

友人と剱岳・八ツ峰の予定で入山しましたが、
一日目雨に降られ予定の場所まで辿り着けなかった為
源次郎尾根に変更しました。

黒部ダムから内蔵助出合までの道。悪い!
黒部ダム〜内蔵助出合
真砂沢で雨に降られ幕営。夜通し嵐に晒され、熟睡出来ず。

身も心もヤられて敗退ムード。翌朝雨が止むのを待ち、なんとか源次郎尾根へ。
源次郎尾根取付ルンゼより支尾根

晴れてきたー!昨日の嵐が嘘みたい。
源次郎1峰。
1峰

八ツ峰!雪少ない。
image_20130521102147.jpg

2峰への登り。快適。
2峰への登り

2峰より懸垂下降。
2峰から懸垂下降。

本峰へ最後の登り。
本峰への最後の登り

ピークより絶景。
帰らなくて良かった。
ピークより絶景。

頂上の祠は雪の下。
image_20130521102252.jpg

行動記録
黒部ダム8:00〜内蔵助出合9:00〜内蔵助平10:30〜ハシゴ谷乗越13:00〜真砂沢14:00(幕営)
真砂沢7:40〜源次郎尾根取付8:00〜1峰10:00〜2峰11:00〜剱岳頂上12:00〜剱沢14:00〜剱御前小屋15:00〜室堂16:15
宮崎です。
若輩者が僭越ながら、他山岳会の方と組んで山に行かせていただきました。
お相手は同じ愛知岳連の名古屋ACCに所属する小山田さん。
小山田さんは北海道で10年以上も厳しい山と沢を経験し、昨年から活動拠点を名古屋に移したリアル山&沢ヤ。
行き先はクラシックルートで一致し、鹿島槍ヶ岳東尾根となりました。

二の沢の頭から鹿島槍北峰 二の沢の頭から北峰


【5月16日】
大谷原駐車場(1110m)6:45-10:45一の沢の頭(2003m)11:15-12:30二の沢の頭(2177m)12:45-14:00第一岩峰基部(2420m)

【5月17日】
第一岩峰基部5:40-7:40第二岩峰基部(2620m)-荒沢の頭(2714m)9:10-鹿島槍ヶ岳北峰(2842m)9:40-10:25鹿島槍ヶ岳南峰(2889m)10:50-12:00冷池山荘(2422m)12:15-赤岩尾根分岐(2450m)12:30-西沢の頭(2350)12:55-西俣出合(1321m)13:40-14:20大谷原駐車場


標高約1100mの大谷原登山口から林道に入ってすぐ、右側に赤布があるところが東尾根の取り付き。
事前に岩佐さんから「藪こぎ大変ですよ」とのアドバイスもあり覚悟はしていた藪こぎが、さっそく始まります。
本格的な藪こぎは初でしたが、密度はまあ想定内。
1時間も登って尾根の上に出れば終わるっしょ、ガンダムで言えばミノフスキー粒子っしょ、とタカをくくってガシガシ漕ぎながら登ります。

雪と藪 藪尾根


が、しかし。
終わらない。
尾根の上に出ても、終わるどころかミノフスキー粒子はどんどん密度を増していきます。
はじめのうちは「踏み跡もあるし、いいほうでしょう」と涼しく笑っていた藪ベテランの小山田さんも、「長いですね」と徐々に険しい顔に。
しかも標高1800m以降はグサグサの腐った雪と藪のミックスになり、さらに時間と体力をロス。
そして1880mのところで藪密度は最大に。
「藪がなんじゃ!ホームラン打ったらあ!」
そう気合いを入れ突撃しましたが、1m先も足下の土も見えない中ではさすがに進めないので一旦退却。
トラバースで稜線を外して雪壁を登り返し、藪の弱点を突いて再び稜線に出る作戦に変更します。
しかし雪の重さでしなだれたクマザサが作った藪フォールラインはやたらと滑る。
かなり冷や汗をかきながら藪バリアを突破し、雪壁に取り付き、標高約2000mの一の沢の頭に出るころ、気づきました。
5月中旬に鹿島槍東尾根を選んだことは、大きな間違いだったと。

東尾根 雪藪ミックス


結局、標高2177mの二の沢の頭までは断続的に藪が続き、第一岩峰基部のキャンプ予定地に着いたころには疲労困憊でした。

第一岩峰直下でのキャンプ テントの後ろに雪壁ルンゼ



翌日、雲海に昇る朝日を浴びながらクライミング開始。

20130517 050628


第一岩峰はルンゼの雪壁登攀でしたが、取り付きの雪が切れ落ちていたため、左の岩場を3mほど登ってからルンゼに進入。早朝で雪も固まり、快適に登りました。
1ピッチ目は小山田さん、2ピッチ目の草付きは宮崎。
そのままコンテニュアスで雪稜に登り、基部に残置支点のあった第1.5岩峰みたいな岩場もコンテで通過。

第一岩峰ルンゼ取り付き 切れ落ちた取り付き


第二岩峰は基部から二段上がったところに残置支点が3つあり、そこをビレイポイントに。
1ピッチのみで、リードは小山田さん、フォローで宮崎。

第二岩峰 稜線より第二岩峰、右側は急なカール

事前に読んだ記録では核心はチムニーとありましたが、ザックを背負っていてはとても通れないので、かぶり気味のチョックストーンを乗り越えました。
御在所前尾根のヤグラを登った経験が生きました。

第二岩峰小山田さん 小山田さん余裕のリード


そこからさらに雪稜を登り、荒沢の頭、北峰と通って最高地点の南峰に到着。
前日の藪のダメージからかなかなかペースが上がらず、小山田さんにだいぶ引き離されました。

20130517 091027 右が北峰、左が南峰

鹿島槍山頂からは360度の大パノラマ。
富士山、八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、槍穂高表銀座、剱立山、白馬など、日本の名だたる山々が一度に見渡せます。すげー。
爺ヶ岳と針ノ木岳の奥に槍ヶ岳北鎌尾根が見えたので、「タロー!コノヤロー!」と心の中で叫んでみました。

爺ヶ岳と槍穂高



下りはアイゼンを脱いで冷池山荘まで夏道で。
11時までに冷池山荘に着けば爺ヶ岳をピストンする予定でしたが、結果的に1時間もオーバーしたため断念。
山荘は休業中との情報でしたが、売店は営業していました。
念のため150円で水1リットル購入。

赤岩尾根の分岐周辺はかなり雪が悪く、またもズボズボグサグサのトラバースと藪越え。
ここで小山田さん、「ここを下りましょう」と右手の西沢を指さすやいなや、ものすごいスピード大雪渓を走り降りていきます。
グリセード気味滑り走りで追いかけましたが、小山田さんはあっという間に小さな点に。
西俣出合で雪渓走りのリスクをどの程度考えていたか聞くと、「急いで降りたけど、雪崩れない自信は80%くらい。トレースもあったし、白馬大雪渓と変わらないでしょう」と答えてくれました。
この判断で、3時間と想定していた標高差1100mの赤岩尾根の下りを1時間で終了。冷池山荘から大谷原まで、計2時間で下山でき、道中ずっと苦しんだグサグサ雪が最後に味方してくれました。

20130517 132132 西沢の大雪渓を見上げる

5月中旬の鹿島槍東尾根は正直計画ミスでしたが、長時間の藪漕ぎ、悪い状況でのルートファインディング、稜線上での幕営、15kg以上のザックを背負ってのクライミング、計約3500mの高低差など、総合的に貴重な経験を積むことができました。
とくに、技術、体力、判断力すべてにおいて、リアル山ヤと始めて半年のジャクハインクライマーとの差を実感し、大きな刺激を受けた2日間でした。
目的だった杓子岳東壁は一目であきらめ、鑓温泉でヌクヌクしてきました(^_^;)

【16日】猿倉6:15~9:00樺平~13:15杓子岳~14:50白馬鑓ケ岳~16:00鑓温泉
【17日】鑓温泉5:50~7:50猿倉

鑓温泉方面の道標に従って樹林帯を登る。
猿倉荘を出るとすぐに雪が出てきた。今年は雪が多いのか
小日向のコルは遠いので、近道をして長走沢を直登
立派なダケカンバがある双子尾根の樺平に出た
幻想的なダケカンバ幻想的なダケカンバ


もう一段上の2284mピークに上がると、ガスの切れ間から杓子岳東壁が見渡せた
うーん、壁全体がボロボロ。ガガガッという落石の不気味な音が絶え間なく聞こてきます
ぼろい杓子岳東壁絶え間ない落石


この壁を登るには、落石をバチーンと跳ね返す強靱な精神力が必要なようです
軟弱ものは、すぐに双子尾根に変更(^_^;)

暑い日差しでジリジリ焦がされながらグサグサ斜面を登る
途中、ぼろい岩尾根を上がってしまい、きわどいクライムダウン
シュルンドにはまりかけること3回
簡単な尾根でもボーッとして登ってはいけまへん(^^;)

JP手前から吹き飛ばされそうな強い南風が吹く
数日前に降雪があったらしくトレースは消えており、ガスでルートもよく見えまへん
杓子岳頂上は零下2度なのに雨

白馬鑓ケ岳の頂上道標はエビの尻尾だらけでした
よく見てみると、尻尾の先端に水滴が付き、それが凍って伸びていくようです
5分ほど見ている間に2センチ成長。早いです
成長が早いエビの尻尾成長早いです
夏羽に生え替わるライチョウ夏羽になりかけのらいてう



鑓ケ岳南側のコルから東側斜面におりると、すぐに雪面が出てきた
ガスで視界は10mほど
せっかく尻制動用の雨具ズボンを持ってきたのに、これじゃ怖くて滑れまへん
でもホワイトアウトの中で歩くのは、何かに包まれたようなふわふわした感じで気持ちいいです

雪渓下部の小尾根を右側から回り込み、鑓温泉に到着。今日は貸し切りのよう
持ち上げた缶ビールを片手に早速入湯
飯食って、再び入湯。朝起きて三度目入湯
温泉、最高です
でも、気持ちよさのあまり、デジカメまで風呂に漬けてしまい、お釈迦に(T_T)
沈する直前の画像


帰り道は適当に斜面を下りて、小日向のコルに上がり、猿倉まで
鑓温泉日帰りという中年スキーヤー1人と会いました
ロープ、ガチャがただのおもりと化した山行でしたが、温泉は最高でした
1皮
15日~17日2泊3日で槍ヶ岳・北鎌尾根へ行ってきました。
メンバー
栗きんとん、洋ちゃん、たろう

15日
上高地0630~水俣乗越1530~北鎌沢出合1630

P5150162.jpg
水俣乗越

P5150166.jpg
いい天気

P5150172.jpg
きょうのお宿は北鎌沢出合♪

16日
北鎌沢出合0515~北鎌のコル0715~独標1030~北鎌平1520~槍ヶ岳1715~槍ヶ岳山荘1820

P5160181.jpg
北鎌沢右俣を詰めます。傾斜があります。

P5160191.jpg
北鎌の稜線に出ました。

P5160204.jpg
緊張のトラバース。ハイハイしたりして浮力を増します。

P5160209.jpg
北鎌平

P5160205.jpg
あとひと踏ん張り!めざせピーク!

P5160215.jpg
槍ヶ岳最後の核心部。Ⅳ級くらいかな?

P5160226.jpg
山頂にて♪
なんかボクがオカマっぽい・・・

P5160223.jpg
おつかれさま♪


P5160220.jpg
槍ヶ岳のブロッケン現象がお出迎え♪

17日
槍ヶ岳山荘0650~横尾1050~上高地1400

天候に恵まれて、とっても楽しかったです。
岩は不安定で、落石には要注意でした。
雪は少なく、割と安定していました。
ロープは使うことありませんでしたが、状態によっては必要です。
本当に祠の裏側からヒョッコリピークに出てきます♪
そんな北鎌尾根。
ふたりの素敵な仲間とともに登れて楽しかったです。

P5170250.jpg
おまけ
洋ちゃんの最新のメットが被れない残念な栗きんとん(笑)

たろう
2013.05.07 鬼岩公園
超久しぶりにボルダリングしてきました。
場所は鬼岩公園。
散策するだけでも楽しめるような場所でした。

P5070107.jpg
ステキなクラックです。
あんなのサラッと登れたらかっこいいだろうなぁ~♪
あれが鬼岩劇場だと思う。

P5070113.jpg
左のクラックは5.8ウォッチミー
右のフレークから上に抜けると5.7アフリカこれはTR課題らしい
(今回は触っただけ)

P5070118.jpg
5.7のレイバック課題。
高さを感じるかもしれないけど簡単。

A岩
5.11のスラブ
5.8のカンテ
B岩
5.10のフェース
5.8のフェース

他にトポにないラインなど適当に登った。

ここは瑞浪よりも岩自体は大きい。
ただ、あまり登られていないせいか、岩が尖っている。
指皮なくなりました。穴ができました。

久しぶりにボルダリングを楽しんだなぁ~と指先から実感した一日。

たろう
2013.05.06 白馬岳主稜
宮崎です。
5月4、5日、上手さんと白馬岳主稜に行ってきました。

20130505sarukura.jpg



紆余曲折を経て実現した白馬主稜。
2人とも岳人5月号に掲載された成瀬さんの原稿を穴が開くほど読んで、完璧なイメージトレーニングで臨んだ。
初日は朝8時半に名古屋を出発。道中、すれ違う日産エクストレイルの数を数えたり(計40台)、蕎麦屋に入っては満員で出たりを繰り返しながら、猿倉の駐車場に到着。

14時頃猿倉を出発し、50分で白馬尻に到着。
昨年の成瀬・長谷川組に習って、テントは大雪渓内を避けて林の中に。
20130505tent.jpg

テントを張ったら、まずは成瀬・長谷川組に習って主稜取り付きを確認。
さらにスタンディングアックスビレイ(会員Aさんによると、SABと略すらしい)とブーツアックスビレイ(ということはBAB?)をそれぞれ静荷重、衝撃荷重でシミュレーション。
20130505SAB.jpg

翌朝、成瀬・長谷川組に習って午前3時に起床したが、のんびり朝食を取ったため、4時40分に出発。
主稜取り付きではすでに明るくなってきていた。
20130505toritsuki.jpg

モルゲンロートに染まる大雪渓と杓子尾根
20130505morgen.jpg

暑くなると見越して服を脱ぐ上手さん。
50代とは思えない引き締まった筋肉を披露。
20130505bodyline.jpg
なんて美しいボディラインなのだろう


GW後半とあって、トレースはしっかり。ほぼ階段のような締まった雪で、順調に高度を稼ぐ。
六峰?まで登ると、山頂まで一気に視界が開けた。
20130505route1.jpg

うねるナイフリッジ。
20130505route3.jpg

中盤の稜線は風が急に強くなり、横殴りのスノーシャワーが襲来。
体感気温がぐっと低くなり、服を脱いだのが完全に裏目に。
しばらく我慢して登っていたが、止む気配もないため防寒着を着込む。
それでも時折耐風姿勢を取りながら、着実に前進。
20130505route5.jpg


頂上雪壁にも「階段」が出来ており、度胸があればロープなしでも難なく登れる状態。
でもそれじゃつまらない。
せっかくこのために買ったスノーバーも使いたいし、今後に向けて経験を積むためにも、あえてきっちりと確保しながら登ることにした。
1P目は上手さん。中間の岩についているアンカーは使わず、スノーバーでセルフビレイ。さらにあえて何もない斜面に足場を作ってSAB。
20130505seppeki.jpg

DSC_0357.jpg
(某編集長提供)

2P目はつるべで宮崎。できるだけ階段のないラインを選んで雪庇の下までたどり着くが、最後は雪が悪くアックスが決まりにくかったため、無理せず階段を使って頂上に。
DSC_0393.jpg
(某編集長提供)

頂上からは5時間かけて登ってきたラインを一望。風もパタリと止み、あの寒さはなんだったのかというポカポカ陽気。
しかも上から我々の雪壁登攀中の写真を一眼レフで撮っていた人が、ピオレドールの審査員まで務めた某誌の編集長と判明し、写真をもらえることに。
これはまたとない幸運!
早くこの喜びを分かち合いたい。SABしながら上手さんが登ってくるのを今か今かと待っていた。
DSC_0431.jpg
山頂SAB(某編集長提供)

DSC_0433.jpg
分かち合う2人(某編集長提供)

下山は大雪渓から。会員Mさんのアドバイスにより、レジャーシートをソリにして滑る方法に挑戦。
しかし、股に雪が溜まって減速するためスピードは出ず、10mくらいでいちいち止まる。
ただ、だんだんとコツをつかんで長い距離を滑れるようになってきた。
20130505sori.jpg
豪快なドリフトを決める上手さん



大雪渓下部には、4月27日の巨大雪崩のデブリが生々しく残っていた。
今まで多くの雪崩の跡は見てきたが、これほど大きいものは初めて。
行方不明の2人を捜索している人たちが15人ほどおり、ここは合掌して粛々と通過。

20130505deburi.jpg


白馬尻でテントを回収し、さくっと下山。
おびなたの湯では風呂ダリングをしたい気持ちをぐっとこらえ、利根川蕎麦店で豆に舌鼓。
中津川から35キロの渋滞に屈して下道に降りたら今度は19号が渋滞という完全な裏目。
それでも眠気に屈せず無事に帰宅した。


今回、経験の浅い自分のパートナーになってくれた上手さんに、また成瀬さんの原稿をはじめいろいろな方のアドバイスを頂戴して楽しく安全に山行を行えたことに、本当に感謝いたします。
また、大雪渓の雪崩に巻き込まれた方々の一刻も早い発見とご冥福をお祈りいたします。

20130505siroumasyuryou.png
写真
こんにちは、成瀬です。
GW中、遠出ができずに笠置山通いしていました。
5月2日。前回登れなかった「レッドブル(2段)」にトライ。
遠いカチ取りが不安定だったので足位置を変えてみると安定して取れるようになり、次のトライで完登。
ハイボールでダイナミックなムーブがある、とてもおもしろい課題でした。
そのとなりにある「赤牛(2/3段)」も触ってみるが、ランジが全然届かず敗退。
左足がスメアなので、ソールのすり減ったシューズのほうが良さそうです。
5月5日。鳳来に行きたいのだけれどパートナー難民でまた笠置。
妥協策が笠置というのも贅沢な話しですが、ボルダーばかりでそろそろルートに行きたくなってきます。
前に少し触った「ロスト(初段)」へ。
これもハイボールで下地が悪く、右上するのでマットの位置も微妙。
ひとりでやるにはなかなか恐ろしい。
岩に着くと2人がトライしていましたが、すぐに別の岩に移ってしまいました。
仕方がないので、マットの位置を工夫しながらムーブを探り、上部まで行ってはホールドと落下位置を確認しなが少しずつ高度を上げていき、5トライ目で完登。最後は不安定なスメアでのデッド。かなりしびれました。
その後は新しい課題の開拓を行い、「赤牛」を少し触って終了。やはりペラペラソールのほうが飛距離が伸びましたがガバに届かず敗退。
ここのところボルダーばかりでしたがいろいろと成果があり、指も強くなった感じ。
瞬発系のボルダームーブにも慣れてきたので、ルートにも良い影響がありそうでたのしみです。
GWで賑わう御在所も意外にもクライマーは少なかった。
おかげで、登りたいところをじっくりと触ることができました。


前回、登れなかった前尾根P7凹角もフリーで抜けることができました。
とってもおもしろい課題♪
「ハンドジャムからガバ取ったときは嬉しかったなぁ~」
栗きんとんはOS!
トリッキーなムーブで、勉強になりました^^

P5050081.jpg
モンキーバックOSトライの栗きんとん。

あと一手?で惜しくも堕ちたけど、また登りに行こう。
ボクは早々に敗退。

P5050088.jpg
むかしから登りたかったウサギの耳♪
がしかし、登れず・・・
栗きんとんはOS♪
「次回はウサギの耳の上からの景色を見てみたいなぁ~」

他に蛇の皮、モンキーフェイスなど登って、終了。
次回は宿題をしっかりと登りたいです。

たろう
メンバー3名のS我、I佐、Bルース(私)が御在所岳前尾根でマルチピッチクライミングしてきた。早朝のGW高速道路が意外と空いていて遅れなく午前6時10分頃無事に駐車場へ到着。人が少ないためさくさくアプローチができ気温がぽかぽかの20度。晴れると日差しが強く、時にそよ風が吹いてフリースを着る。クラック・チムニー・スラブなど様々なルートを登って満喫。下山道は、GWだけあって関西・東海地方、そして韓国人の観光客で賑わっていて混雑。午後4時頃の帰りの高速道路はまた意外と渋滞なくすいすいと帰宅できた。


130504a.jpg

130504b.jpg

IMG_2149.jpg

130504d.jpg

IMG_2158.jpg

IMG_2167.jpg

IMG_2179.jpg



1皮、I佐が穂高で雪の稜線散歩を楽しんできました
【2日】新穂高5:00~8:00天狗尾根取り付き~15:30天狗ノ頭
【3日】天狗ノ頭6:10~8:10西穂高岳9:00~14:30新穂高

【2日】白出沢出合から西穂沢に入り、適当な所で左の天狗尾根に乗る
最初からものすごい急斜面。すぐに岩場が出てきて、右側からトラバース気味に上がる
取り付きから急斜面取り付きから急斜面


まもなくナイフリッジが出てきた。右に左にと雪庇が発達している
4月下旬からかなりの積雪があったようで、まるで冬の装い
嫌らしい雪庇が続く嫌らしい雪庇が続く
途中から見えた氷瀑。100m超か間ノ岳下部に見えた氷瀑。100m超か
飛騨尾根が正面に見える飛騨尾根が正面に見える
130502a.jpg
しんどい登り。

急なリッジを登る急なリッジを登る
最後の雪稜
最後の雪稜
天狗ノ頭から見たコブ尾根の頭天狗ノ頭から見たコブ尾根の頭
間ノ岳
間ノ岳

樹林帯を越すと、真っ白な主稜線が見えた。10~20センチぐらいのラッセルが続く
高度感のある稜線登りは気持ちがいい。あまり人気がないのが不思議なくらい
20歩あるいては、止まって深呼吸の繰り返し。バテバテです
天狗ノ頭は風が強いので、20メートルほど戻ったリッジを削りテントを張った
夜じゅう風が強かった
テンバ



【3日】
目覚ましを付け忘れ、4時起床(^_^;)
テントの外はマイナス18度で、風がやや強い
計画では、奥穂方面に行く予定だったが、体調を考え、西穂方面でお茶を濁すことに
130503a.jpg
間ノ岳。そのすぐ後ろに西穂

稜線上はずっとラッセル。だれも通っていない雪の上を歩くのは気持ちがいい
間天のコルを超え、右側から間ノ岳に登る
130503b.jpg

130503d.jpg
間ノ岳最後の登り。真ん中あたりにいるのが1皮さん

頂上からの下りのスラブ壁もほぼ雪で埋まっていて、楽々下りられた
そこからはほぼ歩き。

130503c.jpg
西穂山頂まであと少し

西穂頂上の直下のみ、凍った東斜面のダブルアックス
頂上で、岳沢から西穂高沢を登ってきたという60過ぎの男性と会う
前日、天狗沢を登りかけたが、膝上ラッセルであきらめたとか。今年は雪が深いです
西尾根の斜面は、十分氷化していないため、真冬より悪い
ダブルアックスでそろりそろりと下りる。懸垂すれば良かったなと、ちょっと後悔
西穂西尾根の下り。十分凍っておらず、怖いです西穂西尾根の下り。悪いです


傾斜が緩くなったら、途中のピークはすっ飛ばし、小鍋谷の斜面をトラバース
小鍋谷のトラバース。左中程に歩いてます左斜面の中程を歩いてます


1950mぐらいのピークより下では、雪がまだら模様になり、時々こける
少しでも雪が多い沢沿いに下り、穂高牧場に到着した
加藤欣哉です。今春三度目の鈴鹿縦走に行ってきました。前回は後半、下りが全く駄目で大腿四頭筋の持久力の無さを痛感しました。一度も迷うことが無っ方割りにはタイムもサッパリで、13時間30分でした。
今回はトレーニングとしての山行を再確認し、最初から飛ばしました。後半の下りも割と快調に歩けました。
時間は11時間10分、大幅な時間短縮が出来ました。
大貝戸登山口(4:00)〜藤原岳(5:21)〜治田峠(6:20)〜竜が岳(7:40)〜八風峠(9:47)〜
釈迦が岳(10:37)〜国見岳(13:28)〜湯の山温泉バス停(15:10)