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波多野、成瀬、岩佐(報告)の3名で、明神東稜に行ってきました。

【行動記録】
21日: 坂巻温泉02:40 -- 08:20ひょうたん池08:35 -- 12:17(?)明神山頂
-- 16:00頃幕営地(奥明神沢コル2500m地点)
22日: 幕営地06:30 -- 09:20岳沢登山道入り口 -- 10:20大正池10:45 == 11:00坂巻温泉

明神東稜120421-22h
本日快晴。正面には、朝日に輝く明神がどっしりと構える。

天気予報では22日は午後からお天気が崩れ、雨か雪になる可能性があったため、
初日に山頂まで抜け、翌日は早めに下山する計画で坂巻温泉を出発。
予報通り21日は快晴。
じりじりと肌が焼かれるのを感じるほど強い日差しで気温はぐんぐん上がり、
9時半頃東稜を登っている時にはあちこちで雪崩が発生し始める。
東稜でも登っている最中に時折小さな雪崩が発生し、
どかーんと大きな雪崩が来ないことを祈りながら高度を上げていく。

明神東稜120421-22a
ひょうたん池を目指す。快晴で、日陰の涼しさが心地よい。

東稜最初の雪壁はかなり傾斜がきつく、ここで初めてロープを出す。
春のグサグサ雪で足場が崩れやすく、1P目は結構悪かった。
2P目も傾斜が急で雪質も悪いため、ここも念のためロープを使って登る。

明神東稜120421-22b
1P目

明神東稜120421-22c
2P目

バットレスのフェースは、今年は雪が多いためか全体に雪がべったりついており、
上部の雪壁はかなり急で威圧感がある。

明神東稜120421-22d
バットレス手前のリッジ。

凹角登り始めの所に残置ハーケンが2本あったが、そこまでのトラバースは悪そうだったため、
岩の真ん中あたりのリスにハーケンを1本打ち込んで、これをアンカーとする。

明神東稜120421-22e
凹角出だし

凹角出だしは、アイゼン手袋では少し登りにくく、下も切れ落ちているため少し緊張。
下部は所々残置ハーケンがあるが、上部は雪に埋まっているのか支点が見つからず、
ここでも波多野さんがハーケンを打って、アンカーを作った。

ロープをしまい、後は急な雪壁を登って山頂を目指すのみ。
ズボズボ埋まる腐った雪と格闘しながら、一歩一歩慎重に上がる。
視界が良く遠くまで見渡すことができて、とても気持ちが良い。

明神東稜120421-22f
明神主峰山頂直下、最後の登り。

当初の予定ではこの日I峰とII峰の間のコルにテントを張り、
翌日V峰まで縦走して南西尾根を降りるつもりだった。
しかしII峰は雪がべったりつき、その先も急な斜面に雪がたっぷりついて、
トラバースはかなり厳しそうだったため、
予定を変更して前穂側にトラバースし、翌日重太郎新道手前の奥明神沢を下ることにする。
奥明神沢のコルまではクライムダウンしながらのトラバース。
落ちたら岳沢まで転がっていくため、結構神経を使い疲れた。
最後は懸垂下降(50mロープ2本使って1ピッチ)で無事にコルに降り立つ。
行動時間13時間半近く。長い一日だった。

明神東稜120421-22g
かっこいい明神II峰

翌朝は5時に起床。雪が緩んで雪崩が発生する前に危険地帯を通過するため、
6時半にテントをたたんで出発。
幸い雪はパリパリに固まっており、雪崩れることもなく無事に岳沢ヒュッテに到着。
そこからはグサグサの雪に時折腿まで埋まりながら岳沢を下り、
体力を消耗しながら登山口に到着。
あとは大正池まで歩き、雨も降り出したのでシャトルバスに乗って坂巻温泉に戻った。
因みにバス乗り入れが始まるのは来週末からと思っていたが、
既に観光バスとシャトルバスが沢山上高地に入っており、傘をさして散策する
観光客が結構いた。

坂巻温泉でゆっくりお湯につかり、松本で蕎麦を食べて帰途につく。

明神東稜は思っていたより手ごわいルートでした。
明神山頂から奥明神沢のコルまでは悪い所が多く、
久しぶりにアルパインならではの緊張感を体験しました。
しかし、無事にコルにたどり着いた時には喜びと達成感で満足度100%
やっぱりアルパインクライミングは面白い!です。

   
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2012.04.21 富士山
たろーです。
20日栗きんとんと友人2人と富士山に登ってきました。

スバルライン5合目~剣が峰~スバルライン5合目

雪の状態は終始歩きやすくて快適。
3000mより上は雪風が強かったです。
とくに山頂付近は川の流れの中にいるみたいでした。
下山するときには雪も増えてきて体中にエビのしっぽがどんどん出来て行きました♪
けっこう雰囲気が出てきてかっこよかったです^^

お鉢めぐりをした後、降りる場所がわからず、ちょっと彷徨う。
そのころ視界はかなり悪かった。
コンパスをスバルライン5合目に合わせておいたのとGPSを持っていたので問題なかった。

DSC_0334.jpg
しかし、今回の富士山は厳しかったなぁ~
厳冬期の富士山が気になるなぁ~
小松崎です(#^.^#)!日曜日に波多野さん、中村さん、上手さん、新入会員の松田さんと一緒に天下峰、3時~6時くらいまで南山でクライミングを楽しんできました(*^_^*)天下峰は初だったのですが今まで南山しか経験したことのない自分にとってはかなり苦戦しました(^_^;)(というかほぼ登れませんでした(>_<))
南山なら以前岩佐さん、波多野さんとご一緒し下手なりに上までは上ることができたので南山で自主トレをしなければ・・・・(^_^;)
まだへたくそな自分ですがゴールデンウィークに波多野さんと丹沢に沢登り、行ってきます!!実力不足で不安もありますが楽しんできます!(^^)!(この時期の川の水はまだ冷たいという話がっ(+o+))
みなさん色々とご教授ありがとうございました!
曽我さん、友さん、岩佐で、3年ぶりに山スキーに行ってきました。

            御嶽山スキーd
            今日は快晴。気持ちが良い。

            御嶽山スキーe
            中央アルプスには雪が沢山。写真はありませんが、乗鞍も真っ白でした。

今日の御嶽は快晴、ほぼ無風、日差しが強くて暑かったです。
丁度いい具合に融けた雪を期待していましたが、
残念ながら私たちが滑る頃にはガスが出てしまって気温も下がり、
折角融けた雪がまた固まってしまってコンディションはいまひとつ。
でも、久しぶりのスキーで(山も)、楽しかったです

                      御嶽山スキーa
                      王滝頂上で記念撮影。

            御嶽山スキーb
            シールを外して、お待ちかねのスキー。まずは曽我さんから。

            御嶽山スキーc
            続いて友さん。

上手、波多野、岩佐の3名で、天下峯に行ってきました。

3月から週末は雨続きであったため、久々のお天気で岩場は大賑わい。
そのため人気ルートは殆ど登ることができず、
冷たい風が吹き抜け陽の当たらないロンリコ151や自由人の悲哀などを
寒さに震えながら登りました。

    20120407a  20120407b
    大師匠のルート                         ロンリコ151

昼食の後に、TRでラプソディーの左側の12後半あるというルートを初めて触ってみました。
出だしがいきなり核心で、指に力が要るのでホールドを保持することができず
そこから先に進めません。このルートは一番上まで抜けると12後半らしいのですが、
右のクラックに合流する所までも難しそうでした。
波多野さんは、一番上までは抜けなかったものの、ラプソディーの終了点までは登っていました。
もう少し指の力をつけて(+減量)、また挑戦してみたいです。

久しぶりにお天気を気にせずに登ることができて、楽しい一日でした。
   
4日天候が不安定だからとか言ってたらダメだぁ!
とか栗きんとんが言い出すからとりあえず行くことに。

どこに?
行者小屋です・・・
P4041011.jpg

どっから行くんだよぉ北西稜!
真っ白で全然わかんねぇ
そんな訳で天候が不安定とかいう以前の問題でした。

また行きまーす♪
2012.04.01 瑞浪 2012.04.01
S我さん、友さん、1川さん、岩佐で、瑞浪に行ってきました。

             秀則コーナー20120401
             湿った秀則コーナーを登る友さん

今日の瑞浪のお天気は
曇り → 晴れ → 雨またはあられ → 晴れ → 雨またはあられ → 晴れ → 雨またはあられ・・・
の繰り返し。

それでも午前中は、エースをねらえのクラックと有希子の想い出は乾いていて登れたのですが、
その後は、降っては晴れ、降っては晴れと、なんともはっきりしないお天気。
さすがに3時頃には諦めて撤収しました。

こんなお天気でしたが、朝からぞくぞくとクライマーが到着し、岩場は大盛況。
お蔭でいつもアップに登る原住民の代わりにエースをねらえを登るはめになり、
これを2本とその後の有希子の想い出で、私はすっかりエネルギーを吸い取られました。
おかげで午後は散々でした。

岩佐