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S師匠、K津、H部、I佐(報告)の4名で、八間と南山に行ってきました。

まずは八間でアイゼンをつけてアブミ登攀の練習。
アイゼンでアブミを使って登るのはK津さん、H部さん、そして私も初体験。下からS師匠のアドバイスを受けながら、冷や汗と脂汗タラタラで2本登った後、最後の1本はザックを背負って登る。

                 K津さんとH部さん1
                 K津さんとH部さん。

           K津さんとH部さん2
           アイゼンの爪の間にアブミのプレートがはまってしまい、往生することも。

何とかコツもつかめたので、アブミトレーニングは11:30に終了。南山に移動してアイトレを行なった。
南山は既に2パーティーが岩に取り付いており、空いているのは右側の傾斜の少しきつい部分。アイゼンつけて登るのは難しそうだが、取り敢えず3本ロープをセットする。

一昨年初めて南山でアイトレをした時は岩壁の左側を登ったが、ホールドが豊富で傾斜も緩めだったので結構楽しく登れた。しかし今日登った右側はかなり難しくて立ち込むのに微妙な所もあり、ザック背負って登るのは結構厳しい。従って、八間同様ここでもまた大汗をかく。

3、4本ほど登ったらかなり疲れ、今度はアイゼン無しで登山靴で登りゃ!とのS師匠の指令が出て、初めて登山靴でのクライミングを体験した。

           S師匠はフラットソールで
           S師匠はフラットソールで数本登る。

3時少し前に、本日のトレーニング終了。
S師匠、お付き合いいただきありがとうございました。
K津さん、H部さん、お疲れ様でした。

         
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4月18日 K津、I姉さん、H部で石尊稜に行ってきました。

車を出発してから、帰ってくるまで21時間30分という行動のすえ無事帰ってくる事が出来た、とても長い一日でした。

美濃戸口より出発。赤岳鉱泉を経て取付に着いたのが5時20分。明るくなると同時に取付くことはできたものの。雪が深く1ピッチ目がなかなかわからない状況・・・ルンゼの下部に頭ふにゃふにゃのハーケンがありそこから取り付く。
ルンゼに積もった雪もなかなか深く、K津さんがかき分けながら足場を作って登ってゆかれる。
2Pもそのような感じでロープいっぱい伸ばす。

     石尊稜a          石尊稜b          石尊稜c      
     リードするK津さん           下部岩壁上部へ                お天気は最高
     簡単そうに見えるが、
     実は、かなり悪かった

     石尊稜d          石尊稜e          石尊稜f
     下部岩壁上                  ナイフリッジは              新雪にアイゼン効かず               
                               スリル満点                登りにくい         

前半の6ピッチは雪を振り落としながら、ハーケン・アンカーを拾い、灌木でピッチを切る形で登り進む。草付きも凍りついていて、とても不安定な中というのが全体的なイメージ。草付きにバイルが刺さるのでフォローとしては良いのだが、リードしているK津さん、I姉さんは怖かっただろうと思われる。
そうこうしているうちにようやく太陽の日が差し込んでくる。後ろの谷から日向が伸びてくるのを待ちわびていたので、かじかんだ手も足も楽になる。

下部岸壁を超すと、スノーリッジの登攀になってくる。雪の深さもそこそこにあり木で支点を取りながら進む。積雪の下に固い雪の層が形成されていて、不安な中の雪上リッジの登りが続く。
上部岸壁前の2ピッチのスノーリッジは、右側が切れ落ちていて、左側は雪崩そうな傾斜の積雪斜面。スコップを出してスタンディングアックスのできる下地を作り、気合を入れて出発。目の前の雪を谷側に落しながら下の固い雪にステップを切って伸ばす。

 石尊稜g   石尊稜h   石尊稜i   石尊稜j
 お日様ポカポカ         上部岩壁を目指す       慎重に雪稜を行く        上部岩壁下まであと少し

何とか上部岸壁下に到着。ハーケン、カムを交えてビレーポイントを作り、出発。右側の正規ルートであるルンゼは氷が張っていて、目当てのハーケンも見つける事が出来ず、左側の凹角からピナクルに出るラインを取る。カムやナッツで支点を取りつつロープを伸ばす。終了点にペツルが2つ並んでいるのを発見して有頂天になるも、少し登りつめて岩に張り付いた苔だとわかり意気消沈。疲れてくると幻覚を見るものみたいです・・・トホホです。

         最後から3番目のピッチ           石尊峰終了点のH部さん

         H部さんリードで難しい凹角を抜け、     石尊峰到着。夕闇は迫る
         (カム、ナッツ必携です)
         ここから2ピッチのアイスクライミングで
         石尊峰へ

その後の2ピッチはゆるい傾斜の氷の斜面を両手にバイルを聞かせながら登り、ついに稜線へ(幻覚ではありませんでした。)
夕暮れの中うっすらと富士山が見える中、下降開始。稜線づたいにちゃっちゃと下れると思いきや、ピークでトレースが消えて、少々下降路を探すのに戸惑う。今回は晴れだったのでよかったが、ガスが出ていたりすると下降も大変だろうと思われました。
地蔵尾根の少し手前からヘッデンを点けて下降。行者小屋を経て赤岳鉱泉、美濃戸口へとたどり着く。

夜遅くまでかかった登攀でしたが、冬の登攀は天候やコンディションでトポとは時間も様子もまったく違ったものになる事や、不安定な状況での登攀をする緊張感など様々な事を学んだ山行だったと感じました。また、下山するまで帰りを見守ってくださった方々にも感謝いたします。

穴毛谷に行ってきましたので以下報告します。

日時;10.4.17-18
メンバー;西村・瀧根他1名
コースタイム
       17日 新穂高(7:00)-一の沢出合い(7:30)-二の沢出合い(8:30)-二尾根稜線(11:10)
           -P4(14:00)-幕営(16:10)
       18日 P4(6:00)-主稜線(12:00)-クリヤの頭(13:30)―穴毛谷出合い(15:55)
費用;1人800円(行動食、ガソリン代を除く)

                穴毛谷第二尾根1  穴毛谷第二尾根2  穴毛谷第二尾根3  穴毛谷第二尾根4

17日 一向に雨が上がらない中、T君と丹生川支所で合流した。聞くと彼が住んでいる高根は15cmの積雪だと言う。積雪直後の穴毛は怖いなぁと思いながら新穂高へ向かった。仕事で疲れた体に鞭打って駆けつけた西村とは栃尾で合流した。寝込んでる西村を起こし深山荘の駐車場に着くと雨も上がったようだ。登山届けを提出し穴毛に向かう。一面ガスっていて谷へ入る橋を見つけるにも苦労した。積雪は思ったほど無く、二の沢なら日が射す前なら大丈夫だろう。しかし一面のガスでさっぱり分からない。偵察すると見覚えのある東北支稜の沢筋だった。何とか一の沢の端にたどり着き、ラッセルを開始。二の沢の崩壊ルンゼを通り越し、適当に尾根に這い上がる。雪崩の音が聞こえ始めた。P4に着いて南肩から偵察すると立ち木から懸垂支点は取れるが第二コルには直接降りれず、コルまで出るのに苦労しそうだ。登山体系で右から回り込むとされている北肩からだとペグでも埋めてまっすぐ下降できそうだが、コルから先の雪が切れているためルートに出るのに苦労しそうだ。後は南肩に出る短いナイフリッジから落ちるルンゼしかない。戻って偵察をするとテン場に最適な岬上のキノコ雪から飛び降りればルンゼ側に雪が繋がっている。途中しっかりした立ち木もあるから懸垂もできる。これで明日の成功も決まったようなものだ。皆で暮れなずむ穂高連峰や一尾根を眺めてテントにもぐりこむ。美味しいフリーズドライのカレーを食べると西村は寝不足の解消に取り組み、ウイスキーを持参していた2人は(明日の荷を軽くするために)空けるまで頑張った。

18日 テントを撤収し出発すると、ルンゼまでクライムダウンもできた。安全パイで懸垂する事に決め、登り返して懸垂。対岸の弱点から第二コルからの尾根上二つ目のきのこ雪を越したところに登り返した。登山体系では「固定ザイルが無ければ絶対に戻れない」とされたところだが弱点はあるものだ。これでだいぶ時間短縮もできた。後は問題なく進み、12:00ピークに立った。
 今回「これ以上持たせたら会の代表に怒られちゃいますよ」なんて言う西村に甘え、軽量で登らせてもらった。「どこにそんなパワーがあるんですか、パワフルだなぁ」と2人して言ってくれたが、それは2人が気遣ってくれたお陰でしかない。良き仲間のお陰で楽しい山行ができ感謝している。平湯の森でT君に「年寄りは甘やかしたらそれっきり背負えなくなるからイジめなきゃダメだよ」と言ったら「年寄りをイジめるのは自分を甘やかす事になるから」と言われてしまった。嬉しいような哀しいような、でもこれこそメンバーズシップやなぁと思いながら、しかし自分に厳しくせんと弱くなるばっかりだ。満ち足りた山行を振り返りながら密かにやせ我慢をまた決意したのだった。

                                                       (瀧根 記)
2010.04.11 伊木山
久しぶりにS師匠と一緒に岩登りに行ってきました。

メンバー:S師匠、I佐

名古屋では雨が降っていたが、ダメモトで行ってみたら伊木山ではまだ降り始めていなかった。しかし雲行きが怪しいので急いでトップロープをセットし、直ぐに登り始める。

1本目を登ったらポツポツし始めたので、左側の被った所に移動しファーストハング(5.10c)を触る。S師匠は膝の故障でクライミングのブランクが半年近くあったにも拘わらず、テンションかけながらも上まで抜けていった。被ったところが苦手な私は、縦ホールドが取れず数回トライして諦める。

                  伊木山ファーストハング

暫くするとお日様が顔を出し、今度は暑いくらい。時折曇ったりしたものの、お天気は結局一日もった。
コハングやクラック登り、フェース直上、カンテ廻りなど正面のルートを各々10本程度登って、二人とも指が痛くなったので本日のクライミング終了。

岩場は貸切で、はらはらと桜の花びらが舞う中のんびりと春のクライミングを楽しめました。
  
2010.04.10 今頃アイトレ
アイトレしてきました。

行き先は、はじめは南山にしようかと思いましたが、先週末の大田で懲りたので近場の定光寺に行くことに。ほぼ1年ぶりの定光寺は、新たにボルトが打たれていたりサインがあったりで、様子がちょっと変わっていました。

                  コミュニティプラザ?

今日はポカポカ陽気で暑いくらいで、ウールのソックスに重登山靴&軍手2枚重ねで手も足も蒸れてもう大変。汗だくになってのアイトレでした。足が蒸れすぎて靴ずれしそうになったので10本登って終了。の~んびりと新芽の出ている木を眺めながら、コーヒーを飲んでまったりしました。

             新芽がきれい

あまりにも暑かったので、帰りにコンビニによってペプシでも買おうかと思っていたら、お財布を忘れて一銭も持っていないことに気付きちょっとショック。仕方ないので喉の渇きを我慢しながら帰りました。でも、お陰で帰宅後のビールが美味しかったです。

I佐
4月4日にT姉さんとH部で赤岳主稜に行ってきました。
晴天の中氷にバイルを効かせてぐいぐい山頂まで登りぬける登攀でした。また最後の前のピッチでT姉さんが
落石で負傷するという出来事がありましたが無事下山して、治療しているという連絡を受け、無事に帰ってこれて
本当に良かった山行でした。

4:39美濃戸口出発-7:39行者小屋-9:00取月-13:12頂上 14:10行者小屋-15:55赤岳山荘

夏は赤岳山荘まで入れるのに氷で道が凍結しているため美濃とから歩きで赤岳山荘経由で行者小屋まで向かいました。
中でも赤岳山荘から行者小屋まではいたるところで凍結している道に足を取られながら登りました。

行者小屋から取付までは雪道を上りつめて順調にたどり着きクライミング開始

1ピッチ チョックストーンののっこしからの始まり。さほど難しいものではなかったですが
     クライミングの感覚がしっかり取り戻せるピッチでした。のっこし後は斜面を右上
     取付とピッチの終わりにペツル2個あり
2ピッチ 5メーターほどの凹角を登り岩と氷交じりの斜面を登りつめる。
     ピッチの終わりにペツル2個あり
3ピッチ・4ピッチ リッジ状斜面の登攀。4ピッチ目終わりにペツル1個ありDSCN1014_convert_20100406235043.jpgDSCN1013_convert_20100406235233.jpg

5ピッチ 約40メーターの氷の斜面の登攀。角度はきつくないものの支点が取れずT姉さんがダブルアックスで
     登りつめる。ピッチの終わりにペツル2個あり
6ピッチ 階段状の凹角をのっこし、トラバース気味に上部斜面をあがってゆく。最後は凹角から岩角のホールドを拾     いつつ抜け出てビレー
7ピッチ 氷の斜面からルンゼを登りつめる。っこのルンゼをフォロー中にT姉さんが先行パーティーからきた落石を受     ける。ピッチ終了点にハーケン二つ。
8ピッチ 氷の詰まった凹角を抜け、大きな岩を右側から巻いてハイマツの草月まで登りハイマツの根っこでビレー
ここからはコンテで赤岳北陵まで約50メーター。

山頂ではキズの様子を見て、すぐに下山に取り掛かりました。下降の文三郎道は柔かい雪の下に固い雪が締まっていて
、緊張しつつ下降。
行者小屋からの下りは、気温の上昇とともに道の凍結も採れて一部日陰以外は快適に下れました。

名古屋に帰った時に辻さんのお姉さんが迎えに来て下さり、疲労もそこで癒されて無事家路につきました。
1川、K津で飛騨尾根を登りました
3日はクライミング中4時間ほど猛吹雪に遭い、指先や顔が軽い凍傷気味です・・・

3日 新穂高2:20-5:30天狗沢出合-9:10飛騨尾根C尾根取り付き9:30-16:40 T2
4日 T2 6:00-8:30ジャンダルム頂上8:50-9:00天狗沢コル9:10-14:30白出沢-17:10新穂高 

白出沢から天狗沢に入り、適当な所で左のD尾根に乗る
D尾根は急傾斜で、息が上がるわふくらはぎが攣るわでもー大変
かん木帯を過ぎると、傾斜35度位の一枚バーン。目的の飛騨尾根が良く見える飛騨尾根が目の前に。アイスバーンのトラバース

右手からC尾根が近づいてきたので、適当なところでトラバースに入る
冷え込みでアイスバーンバリバリ、スリップが怖いところ
C尾根の登れそうな岩場の凹角でロープを結ぶ

岩はベルグラがびっちし付いていて、ダブルアックスの登攀に終始する。
残置はほとんど氷や雪で隠されていて
ほぼ全ピッチでピナクルを掘り出してアンカーにした
50メートルノーピンもざら
ルートはリッジの右側壁に主に取られている(冬ルートのみ?)
が、ついリッジに上がってしまい、3メートルほどの垂壁をアイゼン手袋で登るはめに

山の天気予報では晴れ後雪後晴れ
朝は、本当に雪なんて降るのか、というような好天気だったが
午前10時ごろから急に雲が湧き出しガスが下りてくる。天狗沢に人が
まもなく猛吹雪に
視界が15メートルぐらいしかなくてルートがよく分からんし、まつげが凍り付いて前も見えない
もうどうにでもなれと、やけ気味に登り続ける猛吹雪

8ピッチぐらい(よく覚えとらん)登ったところで、雲が切れ晴れ間が・・・4時間後、やっと晴れ間が見えてきた

ホント、よくあたる天気予報だこと(ちなみにウェザーニューズ携帯版の山の天気)目指すT2が目の前に
凍ったガリーを登る
登るK津


やっとのことでテンバ予定のT2のコルに着くも
45度ぐらいの急傾斜の雪壁になっており呆然
まもなく日暮れ
雪壁を切り出し、1-2人用テントを晴れるだけのスペースを作る雪壁を切り出して建てたテント

寝てる間にテントもろとも雪壁ゴロゴロごっこも嫌なので
フィックスロープをテントに引き入れて、セルフビレイを取って就寝
もちろんハーネスもつけたまま

2日目
T2からは垂直の氷雪壁を5メートルぐらいクライムダウンし
ベルグラ、雪壁のトラバース。朝1じゃ辛いっす2日目は怖いクライムダウンからスタート

ダブルアックス4ピッチで、雪で埋まったジャン頂上に着いた頂上へ続く雪氷壁

そこで目にしたのは衝撃の事実・・・ジャンから続くとんがった絶壁ナイフリッジの向こうには
雪と氷で大入道のようになったロバの耳。こりゃとても行けん、っていうか、うちに帰れまへん天狗のコルから見たロバの耳と切れそうなナイフリッジ

どうすりゃええの、えーっと、えーっと、と悩んだ末
3日に降りている人を見かけた天狗沢を降りたれっていうことに(半分やけくそ)ジャンダルム頂上からの懸垂


ルートを見極めながら慎重に下る天狗沢下降

が、天狗沢下部ゴルジュの先に50メートル以上の絶壁があって登り返す
C尾根に上がり、楽だからかん木をつないで懸垂すっかと5ピッチ降りるも
その先がまたまた絶壁で降りられず登り返す
結局、登ってきたD尾根にトラバースし降りる
これで無事帰れると喜んだのもつかの間
どこで尾根を間違えたか白出大滝の上に出てしまい、微妙な雪壁を下る羽目に・・・
いろいろトラブルを抱え込みましたが、そのたびにうまくリカバリーできました白出沢から見たジャン


1川
2010.04.04 天下峯 10/04/04
昨日の豊田サイクリングに続いて、今日は天下峯に行ってきました

メンバー: K島、I佐(報告)

ちょっと道に迷い、9時ちょい前に天下峯到着。
まずはA岩のシュガーカット(5.8)TRでアップ。

お次は祝浪人(5.10)TR。結晶を持って立ち込むところが難しく、テンションかけて靴底を削りまくる(涙)。
北北西(5.11b)TRは上部が核心?どうやって登るんだろうと話していたら、どこからともなくN山岳会のOBの方2名が現れ、一人がリードでさっさと登っていき、お次の方もTRであっという間に登ってしまって風のように去っていった。

お二人が登るのをじーっと観察し、「核心部はああやって登るんだ♪ムーブがわかった!」と同じようにやってみるが、2人ともどうしても右足に立ち込めずギブ。

            北北西登るK島さん
            北北西を登るK島さん。

その後は折角なので、パントマイム(5.11c)の下部にトライしてみる。N山岳会の方が、「靴が減るから、我々はそこはやならくて良いです」と仰っていたが、実際に登ってみて納得。私たちも靴底は減らしたくないし、指も痛いので、指に優しいH岩に移動。

                 パントマイム登るK島さん
                 折角なので、パントマイムを触ってみる。

雨蛙ノーマル(5.10a)TRとおたまじゃくし(5.8)TRにトライするが、雨蛙の上部は指が痛くて結晶が持てず、右側のカンテに逃げる。おたまじゃくしはクラックが一昨日の雨で濡れていて、ジャミングが決まったと思ってもスポンと抜ける。

おたまじゃくしを各々1本ずつ登ったら、既に5時45分。ギヤを回収して本日のクライミング終了。

                 雨蛙ノーマル登るK島さん
                 雨蛙ノーマルを登るK島さん

今日はお天気が良く、風もなくて気持ちの良い一日でした。
岩場も空いていて、我々を含め4パーティーしかおらず、思う存分クライミングを楽しめました。

K島さん、お付き合いいただきありがとうございました。
また、運転ありがとうございました。

また行きましょう    
I佐です。

今週末は明神東稜に行くはずでしたが、最近体力ガタ落ちなので怖気づいて超ヒンシュクのドタキャン。
(H多野さん、N田さん、ごめんなさいです。)
でも家でじっとしていたのでは益々体力が落ちると思い、お天気も良いのでお花見も兼ねてトレーニングで一人豊田までサイクリング+少しだけボルダリングしてきました。

           マイMTB
           歌石駐車場は、ボルダー日和のためか車が30台以上止まっていたが、
           岩場はとっても静か。クライマーは見かけなかった。みんな奥のエリアに行ってたのかも。

出かける前にいくつか用事を片付けてから、9時過ぎに大曽根出発。行動食を買うためにスーパーに寄ったり、お花の写真を撮ったりしてのんびり行ったので、大田に着いたのは1時半過ぎ。しかし今日は体力トレーニングとお花見が目的。クライミングは「時間があれば・・・」程度のゆる~い計画だったため、気にしない。歌石駐車場で桜を眺めながらのんびりお昼ごはんを食べ、お昼寝したいのを我慢して1時間ほど岩を触る。

           山つつじ
           山つつじ(?)

           山里の春
           山里の春。桜は今週末で終わりのようです。

ボルダリングはかなり久しぶり&マットもないので、落ちても大丈夫そうなお手(a)、ケンケン(b)をトライして終了。3時を過ぎてしまったので、暗くなる前に猿投グリーンロードの八草には着きたいと思い、ひたすら自転車をこぐ。トレーニングで持ってきた余分なおもりのせいで、長い坂道は堪える。ロードレーサーに乗ったサイクリストにどんどん追い抜かれるが、MTBの太いタイヤとずっしり重いザックでは対抗する気も起こらず、タラタラとローギアで行く。

ペダルをこぐのがいい加減嫌になった頃にやっと大曽根到着。近くのスーパーがまだ開いていたので、缶ビール1本とおつまみをゲット。ビールの味は格別だった。

往復の走行距離は優に100kmを越えていたので(今日K島さんと天下峯に行った時に、車で測ってもらった)、さすがに自宅に着く頃には太腿が張って「もう自転車で豊田には絶対行かない!」と心に誓いました。

でもお天気が良くて、(行きだけは)なかなか気持ち良かったです。
    
3月27,28日
瀧根さん、西田で本院ダイレクトに行ってきました。

高度を上げるにつれ尾根はやせて行き
p6の取り付き以降は、壁が立ったその上には必ず大きなきのこ雪が乗り
きのこ、きのこの連続で、
不安定な雪の細いリッジは、その上に立っているだけで生きた心地がなく、
逃げ出したいのだけれど上に行くのも、下に行くのも失敗できんぞ、な、その場所で
西田、いくぞ。
と言う瀧根さんがめちゃめちゃ

かっこいい!

おもしろかったー。さいこうです。
勉強してきました。


26日、
夜に高山を出発、しかし、安房トンネルが朝5時まで通行止めで、高山にひきかえす。

27日、
トンネルの開通時間に合わせたので、上楠川登山口、あさ8時出発。
2人とも初めてのルートなので尾根の末端がいまいちわからないが先行者がありそのトレースをたどり尾根に取り付く。雪は程よくしまって歩きやすくハイウエイのよう。
p1取り付きに先行者のテントが張ってあり,
テントの様子をうかがうも留守のようで先行者はここからピストンすることを知る。
ロープを出さずにp5までいくと先行者の2人パーティに追いつきp6取り付きまでその後についてゆく。
p6取り付きで先行者パーティが引き返し、瀧根さんがとってもうれしそう。
ニコニコ顔の笑顔があふれている。よっぽど人のトレースをたどるのがいやだったのか。
ここからはわれわれもロープを出してきわどいきのこの登攀となる。(もちろん瀧根さんが突破)
p7の山頂にテントを張れるスペースに幕営。4時。
    p7山頂

28日、
朝、6時10分出発。最初からキノコ雪の連続でその突破の登攀。
p8、プラトーを越えて昨日の疲れもありへろへろになったところで瀧根さんからキノコ軍団の核心部が終わった事を聞きほっとする。
薄いガスの向こうのp9はたしかにきのこはないようだ。ここで瀧根さんが、

核心も終わったし、山頂は、来年にしよう。みんなを誘ってもう一度来よう。そのときに本院山頂を踏もう。とっておこう。

と、それに賛成し、8時40分、p9の基部から西側の谷に下山開始。ダイレクト尾根最下部、11時20分、
駐車場、12時。

     
車で入れる最奥まで車を入れ、空き地にとめたのですが、とっくの前に下山している先行者パーティの車がまだあり、しかも、パトカーまでいる!警察官が僕の車のまわりをうろうろしている!
あわてて、くるまに近づき
すぐに移動します。
と言うと、
車に触るな。
だって。どういうこと?
車上荒らしでした。現場写真を撮り、シモンがついてないか調べなきゃ車に触っていけないのだそうです。 
車のなかの、貴重品、財布と携帯電話がしんぱいでなりません。
瀧根さんは盗まれそうなものがはいってないのか結構のんびりと、
現場検証の僕の車と警察をビデオ撮影しています。
このあと、事情徴収など、警察に2時間30分つかまりました。
松尾さんに公民館の駐車場に停めることを教えていただいていたのに、
そこには停めず、人気のない空き地に停めたのがいけなかった。
入山時間が遅れたのを取り戻そうとしてずるしたから。
    
    みなさんも車を停めるとき注意して!

この後、松尾さんお勧めの戸隠そばをいただき(冷水でしめた腰のある、香り高いうまいそば)
瀧根さんは、蕎麦屋の奥さんに、松尾さんが蕎麦をべた褒めしたメールのコピーを見せていました。
奥さん大喜び!
そして温泉に入って帰宅。
    
    
車上荒らしに、ケータイ電話を盗られました。財布は秘密の隠し場所を探せなっかったみたい。
無事でした。