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気温の上昇で氷の状態が心配されましたがベータルンゼに行ってきました。
ご一緒していただいたのは戸台の合同合宿にも参加されたF嬢です。

6:00竹宇神社P 6:30日向山林道 8:00ベータルンゼ登攀開始 12:30終了 
13:30岩間ルンゼ1P目 15:00終了


歩きだしから気温の高さを感じるほど。
どうかな?と思いつつ歩き、錦滝。ここは当然のように残念な姿でした。
が、すぐ隣のベータルンゼを覗くと意外に凍ってるんでは?というような状態。
もちろん核心部は見えないので、とりあえず行ってみましょうと登りだす。
現れる小滝はどれも○。期待は膨らみます。
分岐を右に入ると、どうでしょう。三本槍、松竹梅の滝は立派な姿をしていました。
ということで、松竹梅では柔らかな日差しを感じながらゆっくりと、のんびりと遊びました。

松竹梅リードするF嬢松竹梅をリードするF嬢

とはいえ氷は少しずつ融け、ロープも何もびちゃびちゃになりました。
ベータの下りにガイドのYさんとお客様にお会いし、そのとき岩間の1Pも登れると聞いたので
そのままそちらへ移動し、ここでも立派な姿の1P目で遊びました。
岩間ルンゼリードするF嬢岩間ルンゼ1P目をリードするF嬢

「初心者なんです。」と言う台詞がウソじゃないかと思うほど安定した登りを見せてくれたF嬢。
帰り道はすでに来シーズンを見ているようでした。




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N邑、N素で荒川出合へ。
ねらいはブライダルベール。
各地のアイスが結構溶けているとのことで繋がっているかが心配であったが
しっかり繋がっており楽しめました。
荒川出合_ブライダルベール_1ブライダルベール全景
荒川出合_ブライダルベール_2ブライダルベール1P目
荒川出合_ブライダルベール_3右岸尾根からのブライダルベール
荒川出合_ブライダルベールの左の氷柱ブライダルベールの左の氷柱


2P目の左の氷柱は滝のごとく水が流れグサグサな氷。
右の氷柱も出だしに上からの行水があったがそれを過ぎれば比較的安定していた。
全般に雨の影響からかボコボコで登りにくく、また落ち口も岩が出ている状態。。。
他の滝もしょぼくなってきており今週の暖かさ、週末の春の嵐?でもう終わりかも。。。

午前中に終わったので午後は隣のアーリースプリングを登って終了。
荒川出合_アーリースプリングアーリースプリング1P目

こちらも一応繋がっていて出だしがベルグラでおもろかったっす。
日帰りでジョウゴ沢。
馴染み深いところだが上まで抜けるのはこれが初めて。
技術的には何の問題もありませんが快晴の中、最高に楽しい登攀でした。
今回のパートナーは同僚のOZ嬢です。

F1は歩いて越えて
f2を巻く
F2は右岸のルンゼを上がった

乙女の滝
乙女の滝

大滝を上ってくるOZ嬢
やわらかな日差しの中、大滝を上がってくるOZ嬢

OZ嬢の雄姿
硫黄岳頂上直下、OZ嬢の雄姿

やっぱ山はいいな~と実感した一日でした。

行き先  尾白川 平田ルンゼ、錦滝

メンバ  N元、アル酎

行程    2月15日(月) 

4:50      ゲート100m手前
5:40~11:00  平田ルンゼ
11:30~16:00  錦滝
16:30      ゲート100m手前


全国的に天気が悪そうなので、お手軽な尾白川周辺をゲレンデ感覚で練習してきました。

午前中は平田ルンゼでちょっぴりアルパイン気分。
ここのメインは上部の松竹梅。
トップロープで数本練習。
平田ルンゼ_松竹梅平田ルンゼ_松竹梅(落ち口は緩んだベルグラ。。。)


午後は錦滝でトップロープ。
真ん中の水流を両側の貧弱な氷が挟んだ状態。
巻き道を登ると錦滝の上も状態が悪いので、錦滝上部の木の残置を拝借してトップロープ。
2回くらい登ると飽きてしまうくらいの氷結状態だったが、本チャンに向けて各自思い思いの試行錯誤を重ねる。
ガンガノ沢_F1ガンガノ沢_F1「錦滝」(右側の傾斜あのあるとこが水流なく遊べた)
ガンガノ沢_F2ガンガノ沢_F2(夕方近くに水流の左側がどんどん崩壊しているのが見えた)


午前中は何とか小雪でもってくれたが、午後はみぞれから雨になった。
が、それなりに発見があった一日でした。
2010.02.16 阿弥陀岳南稜
2月14日 T姉さんとH部で八ヶ岳阿弥陀岳南稜へ行ってきました。
登り始めから下山までとても順調かつ、晴天に恵まれた中での登山になり良い一日となりました。

5:58船山十字路出発-6:35稜線へのとりつき-8:20立場山ー9:20青なぎ-11:20山頂着-11:35下山開始-12:42休憩-13:58
船山十字路着

13日土曜の8時に名古屋を出発して、船山十字路に入りました。今回はチェーンを買って持っていったものの路面が凍結しておらず、スノータイヤのみで十字路まで行くことが出来、いい意味で予想を覆してくれました。

出発時の気温はマイナス16度。八ヶ岳は寒いのだなあと思いつつ、雪がうっすら積もった林道を歩いて尾根へのとりつきまで行く。ここから急登がはじまり、尾根筋に出ると地面が凍結しているらしくすべるので、アイゼンに履き替えるとペースは少しスムーズになる。立場山までは林に中の斜面を上りつめていく。


立て場山を過ぎて青なぎのあたりから木々の隙間より、青空にそびえる八ヶ岳の山々が姿を見せてくる。
青なぎ手前の樹林帯にて
DSCN0979_convert_20100216200539.jpg

これからのぼる南稜もそびえたっています。無名峰手前までいって、ここでハーネスをはく物の西から風が出てきて、とても手がかじかむ中での登攀準備でした。ここからは岩稜帯に入りアイゼンもがちがち効いてくる。木々の樹氷の長さも標高に比例して大きくなってきました。
DSCN0981_convert_20100216200710.jpg
DSCN0980_convert_20100216200648.jpg

そびえたつP3基部を左に回り込んでP3の登攀に移る。ロープを伸ばそうか準備したものの、約100メーター近くある登りの中で、支点は一つしかなく〈この日は氷の中に埋まっていた〉とりつきには10ミリほどのワイヤーケーブルが一つあるだけでした。なのでロープは出さずに両手のバイルを十分効かせながら、P3を登りきる。なかなかふくらはぎに負荷のかかる登りでした。
風も強さを増しいよいよ頂上もまじかに迫ってきました。

最後は少し傾斜のあるステップの切られた雪の階段を上って山頂へ。
DSCN0983_convert_20100216200802.jpg

晴れぞらのした大パノラマを楽しむ。
DSCN0987_convert_20100216200933.jpg

下りは御子屋尾根経由で下りました。なかなか長い尾根筋で足も疲れてきたところで船山十字路に到着。

天気に恵まれた中で登らせてもらい、景色も十分楽しめて無事帰ってこれて良かったです。
T姉さんにはパンやチョコや温かい飲み物をふんだんにいただき感謝です。ありがとううございました
N邑、N素で戸台川_七丈ノ滝沢に行ってきました。

6日から伊那山岳会との合同合宿で泊まり組のテントが丹渓山荘あたりにあるはずなのに見当たらず、
山荘の中かと思ったが朝6時近くにもなって明かりが見えないので当初の予定通り駒津沢出合まで
テントをあげたのかのかな?とあーだこーだ言いながら、らしきトレースをたどって七丈ノ滝へ向かう。

F1は朝一なので一応ロープを出して越える。
七丈ノ滝沢F1七丈ノ滝沢F1

F2の緩傾斜部分は適当に登り氷柱下へ。
氷柱はここ最近の冷え込みでしっかり凍っており
また、まだ陽もあたっていなかったので水の滴りもなかった。
七丈ノ滝沢F2_1七丈ノ滝沢F2_2七丈ノ滝沢F2

800_F1開始~1150_F2終了

下降は落ち口左の大木から60mロープ1回の懸垂で立てる所まで下りれたので
そこから残りはクライムダウン。
F1は落ち口左の木より30mの懸垂で取り付きに戻った。

時間が早ければ象の鼻も、と、思ったがこちらは残念ながら繋がっていなかったのでそのまま下山。
象の鼻象の鼻

誰もいない快晴の空の下で、バックに見える仙丈岳を見ながら気持ちよく登れおもろかったっす。

久しぶりの合宿は伊那山仲間の方との合同合宿です。


メンバー M尾さん、1川さん、T郎さん、姉さん、H部さん、伊那山仲間の方、アル中

行動概要

2月6日

3:40  戸台駐車場
6:20  丹渓山荘
8:00  舞姫ノ滝
10:00 五丈ノ滝手前
11:00~17:00 舞姫ノ滝取付 リード、TR練習
18:00 丹渓山荘

2月7日

9:30  丹渓山荘
12:00~16:30 小百合沢 リード、TR練習
19:00 戸台駐車場
 
駒津沢の予定でしたが、積雪量も多かったので、舞姫ノ滝に計画変更。
が、まだ時間も早かったので、千種のメンバー5人でとりあえず偵察がてら駒津沢まで行ってみる。
雪崩の危険のある箇所を慎重に越えて、五丈ノ滝の手前で、いやらしい箇所が出てきた。
沢の中を濡れていくか、雪の斜面をトラバースするかの選択。
トラバースを選んだら、やられました。
ほんのわずかな雪崩でしたが、I佐さんと私は少し埋まりました。
私は右足が埋まり、自力では脱出できす、若い2人に雪を掻き出してもらいました。


雪崩から逃げる我ら。後ろは五丈の滝雪崩だ逃げろ逃げろ。後ろは五丈の滝
破断面ぱっくり破断面ぱっくり。幅50M高さ15M深さ15CMの雪崩



ここであえなく戻ることに。

舞姫ノ滝は下部2Pを

I佐、T郎ペア、H部、アル中ペアで登る。
1川はフリーで早々とF3まで。


気を取り直し、舞姫の滝に挑むアル中さんF3は左右2本のトップロープで練習。
この日の気温は-17度で宴会が待ち遠しい試練のひととき。

夜は豪華料理に盛大な宴会。
デルデルデラデロ、ドイツ語じゃないけど出るわ出るわの料理に
胃袋の筋トレも十分実施できたのは大きな成果だった。


翌日は前日ほぼ徹夜状態を取り戻すべく、7時半まで曝睡。
七丈ノ滝という案もあったが、小百合沢に変更。
山仲間のFさんによるきれいなリード
山仲間Fさんによるきれいなリード
とりゃあ、ハングした滝に取り付くアル中さん
とりゃあああああ、ハングした氷に挑むアル中さん

  ↓ ↓
ホントはこの傾斜(^_^;)
ホントはこの傾斜(^^;)



TRとピンクポイントをそれぞれ練習し、合宿終了。

合同合宿は登り方、装備、いろんな面で刺激を受けていいなと再認識しました。

31日(日)I佐さん、H部で広河原沢左俣に行ってきました。

当日1時30分名古屋出発。船山十字路まで行こうとしたもののFF車でチェーン無しでは凍結した道に阻まれ、あえなく5時より、美濃戸口より歩き始めました。
地面を歩くのはとても足に疲れがたまり、違った意味で一日疲れました。

5:00美濃戸口-途中アックスを忘れて車に取りに帰る-9:00船山十字路-11:35初めの滝-3:30下降開始-4:30初めの滝-5:30船山十字路ー6:00車着

船山十字路を超えてい時間ほど行くと二俣に到着。この辺りから雪も降り積もっている状態になってきました。
左俣に入ってゆくものの沢が雪に埋まっていてトレースをたどることに時間を費やして、ようやく身長ほどの雪に埋まった滝らしきものが出てきました(F1)。

               広河原沢左俣F1-100131
               雪にすっかり埋まってしまったしょぼいF1
                  
ここからハーネスを付けて歩き出す。この滝はロープ無しで越えられたのですが、またここから延々雪に埋まった沢歩きがつづく。
雪が積もっていることが予測されたのですが、私の感覚では沢がずっと氷のなめのようになっていてそこに滝が何個もも現れてくるというイメージだったので、大きなギャップでしたが雪の沢を踏めて行くのも何か日本庭園を歩いているような感じでよかったです。ただ下を常に水が流れていたので、その上を横切る時は踏みぬきはしないかと不安でした。

2番目の滝は80度ぐらいで5メーターくらいの物でした。ここでロープを出して初リードをしました。I佐山にペツルのアックス(クヲォーク)を借りてリードする。シャフトの左サリが自分の物より快適でした。しかし、スクリューのセットがなかなかうまくいかなくててこずりました。怖いので上の方で撮ろうとするのですが直覚に入らなくて、腰のあたりでとるよう教わりやってみると、快適にセットできました。

         広河原沢左俣F2-100131
         F2も殆ど埋まってます。

今度こそ滝が現れると思いきやまたまた沢道のトレースに従いさわをつめることになり、30分くらいつめたところでまた6,7メーターの滝にあたりました(大滝と思われる)。

               広河原沢左俣下の大滝?-100131
               これも殆ど雪の中。この時期は仕方ないですね。

ここもリードで登らせてもらいました。時間的に迫ってきたのでこの滝を一回懸垂で降りて、もう一本登って下る事にしました。

帰りはもと来た道や滝を懸垂など交えて下降。ありがたいことに船山十字路で東京の山岳会の方の車に招いていただき美濃戸口まで10分で換える事ができて、ありがたかったです。

天気の悪化が予測されていましたが、昼まで晴れ間も広がり、夕方になっても雪も降らず終日歩きに専念できたと思います。また朝方でていた満月もきれいでした。来週の山行への楽しみを膨らませて名古屋まで帰りました。