2014.07.03
奥美濃 前谷川から大日ケ岳(1709m) 20140702
1皮です
岐阜県郡上市の前谷川から大日ケ岳に登ってきました
滝や釜は美しかったし、上部の猛烈な藪こぎも素晴らしかったです(^_^;)
県道314号の魚返橋6:15~13:15頂上13:35~14:45魚返橋
魚返橋を越えた路肩に駐車
橋の右岸から下流に向かってつくられている林道から河原に下りた
すぐに滑と滝、釜の連続。美しいです
でもあいにくの曇り空。水もまだ冷たく、ちゃぽんと入ったら震えが止まりません
残念ながら、下流部ではほとんど泳げませんでした
奥の滝は滑りやすい
泳いで、どこからでも上へ
前半のハイライト。どこから登れるかとうろうろ。木からぼろいスリングが垂れているのを見つけ、その辺りから適当に。20m近くあって、おまけに最後は立っており、ロープなしだと緊張した
右からでも左からでも行けそう
真ん中を適当に
前谷集落の飲み水取水口を越すと、こけや泥が多くなり沢登りらしい姿に
比較的大きな滝が続き、緊張感ある滝登りと泥壁登りを楽しめます
地形図の中流域にあるゴルジュマークは、草の生えた泥壁に両側をはさまれた沢
実際はただの河原歩きです
この辺りから晴れ間が見えて、釜にちゃぽんするのが楽しくなってきた
シャワーを浴びながら登る
小さい巻いて
藪に目つぶしを食らい、涙目で後ろを向いたら、登路が見えた
最後の滝を過ぎると
灌木と笹が低く垂れ下がったところを腰を曲げて歩く感じ
たっぱがある人は、腰が痛くなるでしょう
途中、スノボーが落ちてて唖然
ここまで滑って、下りられなくなって放棄したのか
さらに上部へ行くと、、、
親指ぐらいの太さの笹が密集した猛烈な藪
おまけにこっちに向かってはえていて、かき分けてもかき分けても必ずどこかにひっかかる
距離はたった100mぐらいだと思うけど、かかった時間は30分以上
冬のラッセル並みでした
笹が細くなって、歩きやすくなったなあと思ったら、そこが頂上でした
帰りはトレラン
猛暑のウイングヒルズ白鳥リゾートスキー場の斜面を下り
桧峠からは車道を走って魚返橋まで
濡れたアプローチシューズが重かったです
以上です
岐阜県郡上市の前谷川から大日ケ岳に登ってきました
滝や釜は美しかったし、上部の猛烈な藪こぎも素晴らしかったです(^_^;)
県道314号の魚返橋6:15~13:15頂上13:35~14:45魚返橋
魚返橋を越えた路肩に駐車
橋の右岸から下流に向かってつくられている林道から河原に下りた
すぐに滑と滝、釜の連続。美しいです
でもあいにくの曇り空。水もまだ冷たく、ちゃぽんと入ったら震えが止まりません
残念ながら、下流部ではほとんど泳げませんでした





前谷集落の飲み水取水口を越すと、こけや泥が多くなり沢登りらしい姿に
比較的大きな滝が続き、緊張感ある滝登りと泥壁登りを楽しめます
地形図の中流域にあるゴルジュマークは、草の生えた泥壁に両側をはさまれた沢
実際はただの河原歩きです
この辺りから晴れ間が見えて、釜にちゃぽんするのが楽しくなってきた



最後の滝を過ぎると
灌木と笹が低く垂れ下がったところを腰を曲げて歩く感じ
たっぱがある人は、腰が痛くなるでしょう
途中、スノボーが落ちてて唖然
ここまで滑って、下りられなくなって放棄したのか
さらに上部へ行くと、、、
親指ぐらいの太さの笹が密集した猛烈な藪
おまけにこっちに向かってはえていて、かき分けてもかき分けても必ずどこかにひっかかる
距離はたった100mぐらいだと思うけど、かかった時間は30分以上
冬のラッセル並みでした
笹が細くなって、歩きやすくなったなあと思ったら、そこが頂上でした
帰りはトレラン
猛暑のウイングヒルズ白鳥リゾートスキー場の斜面を下り
桧峠からは車道を走って魚返橋まで
濡れたアプローチシューズが重かったです
以上です
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2014.06.16
愛知川水系 渋川
お疲れ様です。吉川です。
鈴鹿の沢を遡行してきました。半日の山行だったはずなのに、わりと大きな充実感を得ることができました。
*日時:2014/6/15
*山域:雨乞岳
*ルート:愛知川水系 渋川
*メンバー:早戸、吉川
*時間:8:15愛郷の森→8:30入渓→10:30林道?との交差地点(終了)→もと来た沢を下る→12:00?下山完了
*報告:
朝6時に春日井を出発。天気が良くて非常に暑い一日になりそうだ。いつもなら気持ちが萎えるところだが、今日ならいくら暑くなっても良かろう。
愛郷の森の管理棟で、沢登りをするので駐車しても良いか尋ねたところ、OKとのこと。夏休み期間中は駐車料金がかかるようだ。
ヒル対策に好日で買った「ヒル下がりのジョニー」を身体中にふりかけて出発。
林道を少し歩くと、すぐに沢にでたので適当なところから入渓。
最初は単調。いくつかの堰堤を越えると、3mの滝。早戸さんがトップで登る。濡れたくないので右側をへつるように登った。悪い。濡れても良ければ滝を横切って奥の凹角を登るのが簡単だろう。しかし濡れたくなかったのはここまで。
次は2段8m。

僕は迷わず右岸から巻くつもりだったが、ここはさすがの早戸さん。滝身の左側の直登を選択。一段目はハーケンを打ちスリングをかけてA1でマントル気味に突破。二段目はフリー。プロテクションの回収があるので僕も行くしかない。しかしよく考えたら、これではハーケンが回収できない。というか一段上がったら、スリングの回収すら届かなさそうだ。いろいろ考えたが、どうしようもなく、まあ下山路は沢沿いなので下山時にでも回収しようと思い僕もA1。いま思えばロープを固定してもらえば良かった。この滝の落ち口にはハンガーボルトが二本打ってある。沢でハンガーボルトを見るとは…
小さな滝をいくつか越えて、3mの滝。
右側を僕がトップで。右手は浅いポケット。左足を高く上げてフェルトソールのつま先をスラブに乗っけて…普通のボルダーっぽい登りで突破。
そこを越えると左側から3段40mの滝で支流(滝谷?)と出合う。右の本流にいくと3m滝。左岸側にはA1用の残置スリングが垂れ下がっている。ボルトもスリングもボロボロ。それに乗ったとしても、とても登れる気がしない。というわけで早戸さんは右岸の凹角を登って、そこから落ち口にジャンプ!僕は残置スリングに乗って、あとはゴボウで。
さらに小さな滝をいくつか越えると、橋が上にかかっており、そこが終了地点。入渓から2時間。あっけなく終了。でもいろいろやったので、意外と充実。
時間もあるし下山は同じ沢を下ることにした。これで残置したスリングとハーケンも回収できる。
下山はウォータースライダーをやったり、適当な岩でボルダーをやったり、水泳用ゴーグルで水の中を覗いて、「お、魚がいる」等々…完全に夏休みの小学生状態。た、楽しい…
しかし、核心は最後に訪れる。
下山後の駐車場は早朝とは打って変わって家族連れで賑わっており、この場で全て脱ぐのは流石にムリ。結局下着を替えるのは諦め、そそくさと車に乗って帰宅した。
渋川は人気の沢らしいのですが、天気が良かったにもかかわらず意外にも貸切状態でした。気温も高かったし、心配していたヒルにも会わず最高でした。
久しぶりの沢としては良いスタートでした。また行きましょう。
以上。
鈴鹿の沢を遡行してきました。半日の山行だったはずなのに、わりと大きな充実感を得ることができました。
*日時:2014/6/15
*山域:雨乞岳
*ルート:愛知川水系 渋川
*メンバー:早戸、吉川
*時間:8:15愛郷の森→8:30入渓→10:30林道?との交差地点(終了)→もと来た沢を下る→12:00?下山完了
*報告:
朝6時に春日井を出発。天気が良くて非常に暑い一日になりそうだ。いつもなら気持ちが萎えるところだが、今日ならいくら暑くなっても良かろう。
愛郷の森の管理棟で、沢登りをするので駐車しても良いか尋ねたところ、OKとのこと。夏休み期間中は駐車料金がかかるようだ。
ヒル対策に好日で買った「ヒル下がりのジョニー」を身体中にふりかけて出発。
林道を少し歩くと、すぐに沢にでたので適当なところから入渓。
最初は単調。いくつかの堰堤を越えると、3mの滝。早戸さんがトップで登る。濡れたくないので右側をへつるように登った。悪い。濡れても良ければ滝を横切って奥の凹角を登るのが簡単だろう。しかし濡れたくなかったのはここまで。
次は2段8m。

僕は迷わず右岸から巻くつもりだったが、ここはさすがの早戸さん。滝身の左側の直登を選択。一段目はハーケンを打ちスリングをかけてA1でマントル気味に突破。二段目はフリー。プロテクションの回収があるので僕も行くしかない。しかしよく考えたら、これではハーケンが回収できない。というか一段上がったら、スリングの回収すら届かなさそうだ。いろいろ考えたが、どうしようもなく、まあ下山路は沢沿いなので下山時にでも回収しようと思い僕もA1。いま思えばロープを固定してもらえば良かった。この滝の落ち口にはハンガーボルトが二本打ってある。沢でハンガーボルトを見るとは…
小さな滝をいくつか越えて、3mの滝。
右側を僕がトップで。右手は浅いポケット。左足を高く上げてフェルトソールのつま先をスラブに乗っけて…普通のボルダーっぽい登りで突破。
そこを越えると左側から3段40mの滝で支流(滝谷?)と出合う。右の本流にいくと3m滝。左岸側にはA1用の残置スリングが垂れ下がっている。ボルトもスリングもボロボロ。それに乗ったとしても、とても登れる気がしない。というわけで早戸さんは右岸の凹角を登って、そこから落ち口にジャンプ!僕は残置スリングに乗って、あとはゴボウで。
さらに小さな滝をいくつか越えると、橋が上にかかっており、そこが終了地点。入渓から2時間。あっけなく終了。でもいろいろやったので、意外と充実。
時間もあるし下山は同じ沢を下ることにした。これで残置したスリングとハーケンも回収できる。
下山はウォータースライダーをやったり、適当な岩でボルダーをやったり、水泳用ゴーグルで水の中を覗いて、「お、魚がいる」等々…完全に夏休みの小学生状態。た、楽しい…
しかし、核心は最後に訪れる。
下山後の駐車場は早朝とは打って変わって家族連れで賑わっており、この場で全て脱ぐのは流石にムリ。結局下着を替えるのは諦め、そそくさと車に乗って帰宅した。
渋川は人気の沢らしいのですが、天気が良かったにもかかわらず意外にも貸切状態でした。気温も高かったし、心配していたヒルにも会わず最高でした。
久しぶりの沢としては良いスタートでした。また行きましょう。
以上。
2013.09.11
中ア空木岳・奥二又沢 20130910
1皮です
木曽側から中ア空木岳に突き上げる奥二又沢を登ってきました
上部は崩壊が激しく、どのルンゼもボロボロ。来たことをちょっと後悔しました(-_-;)
伊那川ダム5:10~12:00 1970mの二俣12:10~14:10空木岳14:20~17:20伊那川ダム
2時にこの日の仕事を終え、車に飛び乗って、4時40分ごろ伊奈川ダム上流のゲート前駐車場に到着。もう空が明るくなりかけている。入渓場所まで片道8キロの林道歩きがあるのに、こんな遅くの出発で日帰りできるか・・・と思って、今回は自転車を持ってきた。だが、3段変速のママチャリだったんで、行きは半分以上、引いて歩くはめになった(帰りはちょー楽ちんだったけど)。
金沢土場という名前の付けられた林道分かれ道に駐輪。うさぎ平を過ぎ、取水口のある終点から沢に下りる。川はきれいだが、水流は強く、冷たい。人の入りが少ない谷のはずだけど、左岸の樹林帯には赤テープが見える。釣り人が付けたんだろうか。
北沢を左に分け、しばらく行くと巨岩が積み重なった滝場に出た。秘密の抜け穴から上に抜けられる滝や、流れが変わって昔の滝壺が丸い風呂桶のように残っている滝もあり、面白い。そこは抜けるのに苦労したが、よく探せば巻かなくても滝の上に行けた。
秘密の抜け穴から上部へ
風呂桶のような釜が美しい。ここは苦労した
1970m地点の二俣で、北の方角の左俣に入る。右俣には、きれいな滑滝が見える。左俣は狭く急傾斜。間もなく、高さ20mぐらいのすだれ状のきれいな滝にぶつかった。直登は1人では無理なんで、樹林帯から巻いた。回りを見渡せば、巻けるところは一カ所しかないので分かる。途中、崩落個所を2回通過するものの、しっかりした踏み後があった。
この美しい滝は巻いた
2120m地点で、さらに上部の二俣。左へ行けば木曽殿山荘、右へ行けば空木岳頂上。どちらに行こうか迷ったので、靴を飛ばして決めた。上を向いて落ちたので、右俣だ。(でもこれは誤りでした・・・)上部に行くに連れ、崩壊が激しくなる。ゴルジュの入り口に高さ25mぐらいの滝が立ちはだかった。地形図にある2170m地点の滝と思われる。遠くから見たら登るのは無理に見えたが、近づくと登れそうに見えた。でも登ってしまったら、後戻りはできないだろう。迷いに迷って、平たい石を投げて表が出たので、登ることにした。(これも誤りでした・・・)。滝自体は簡単、持つ岩すべてがはがれてくることを除いては
登ってしまい、後悔の滝
さらにゴルジュを進み、二俣を左に進み、次の二俣は右へ(ここまで来ると、地形図も役に立たない。大体の方角と、こっちの方が登りやすいかなという感覚のみ)。すると、正面に2段20mぐらいの滝が出てきた。下部はともかく、上部は垂直に見え、とても登れそうじゃない。回りもハングに囲まれ、右手に回りこんだ所だけが視界の外だ。下部を登っても、もし右手に逃げ場がないと、困ったことになるなあ。でももう戻れないし・・・。
右手のルンゼを登った。その上は右に回り込む
もし行き止まりだったとしても、懸垂できそうな小ブッシュが右手にはえているのを見つけ、登ってみた。すると、ルンゼが緩傾斜になっており、苔でぬるぬるのワイドクラックを登ると、安定した岩の小尾根に飛び出した。これで無事に帰れそうだと安堵。そのまま登り続け、空木岳頂上より南方数十mのピークに出た。ホッとしただけで、喜びは余りない。10分ほど休んで、伊那川ダムまで下山した。
安全地帯にたどり着いて、振り返る

木曽側から中ア空木岳に突き上げる奥二又沢を登ってきました
上部は崩壊が激しく、どのルンゼもボロボロ。来たことをちょっと後悔しました(-_-;)
伊那川ダム5:10~12:00 1970mの二俣12:10~14:10空木岳14:20~17:20伊那川ダム
2時にこの日の仕事を終え、車に飛び乗って、4時40分ごろ伊奈川ダム上流のゲート前駐車場に到着。もう空が明るくなりかけている。入渓場所まで片道8キロの林道歩きがあるのに、こんな遅くの出発で日帰りできるか・・・と思って、今回は自転車を持ってきた。だが、3段変速のママチャリだったんで、行きは半分以上、引いて歩くはめになった(帰りはちょー楽ちんだったけど)。
金沢土場という名前の付けられた林道分かれ道に駐輪。うさぎ平を過ぎ、取水口のある終点から沢に下りる。川はきれいだが、水流は強く、冷たい。人の入りが少ない谷のはずだけど、左岸の樹林帯には赤テープが見える。釣り人が付けたんだろうか。
北沢を左に分け、しばらく行くと巨岩が積み重なった滝場に出た。秘密の抜け穴から上に抜けられる滝や、流れが変わって昔の滝壺が丸い風呂桶のように残っている滝もあり、面白い。そこは抜けるのに苦労したが、よく探せば巻かなくても滝の上に行けた。


1970m地点の二俣で、北の方角の左俣に入る。右俣には、きれいな滑滝が見える。左俣は狭く急傾斜。間もなく、高さ20mぐらいのすだれ状のきれいな滝にぶつかった。直登は1人では無理なんで、樹林帯から巻いた。回りを見渡せば、巻けるところは一カ所しかないので分かる。途中、崩落個所を2回通過するものの、しっかりした踏み後があった。

2120m地点で、さらに上部の二俣。左へ行けば木曽殿山荘、右へ行けば空木岳頂上。どちらに行こうか迷ったので、靴を飛ばして決めた。上を向いて落ちたので、右俣だ。(でもこれは誤りでした・・・)上部に行くに連れ、崩壊が激しくなる。ゴルジュの入り口に高さ25mぐらいの滝が立ちはだかった。地形図にある2170m地点の滝と思われる。遠くから見たら登るのは無理に見えたが、近づくと登れそうに見えた。でも登ってしまったら、後戻りはできないだろう。迷いに迷って、平たい石を投げて表が出たので、登ることにした。(これも誤りでした・・・)。滝自体は簡単、持つ岩すべてがはがれてくることを除いては

さらにゴルジュを進み、二俣を左に進み、次の二俣は右へ(ここまで来ると、地形図も役に立たない。大体の方角と、こっちの方が登りやすいかなという感覚のみ)。すると、正面に2段20mぐらいの滝が出てきた。下部はともかく、上部は垂直に見え、とても登れそうじゃない。回りもハングに囲まれ、右手に回りこんだ所だけが視界の外だ。下部を登っても、もし右手に逃げ場がないと、困ったことになるなあ。でももう戻れないし・・・。

もし行き止まりだったとしても、懸垂できそうな小ブッシュが右手にはえているのを見つけ、登ってみた。すると、ルンゼが緩傾斜になっており、苔でぬるぬるのワイドクラックを登ると、安定した岩の小尾根に飛び出した。これで無事に帰れそうだと安堵。そのまま登り続け、空木岳頂上より南方数十mのピークに出た。ホッとしただけで、喜びは余りない。10分ほど休んで、伊那川ダムまで下山した。


2013.09.05
長野県木曽谷・岩倉川と樽ケ沢 20130827
1皮です。木曽の岩倉川と支流の樽ノ沢に行ってきました
国道19号から岩倉集落に入り、どんどん遡って林道ゲート前に駐車
ゲートから徒歩10分で入渓した
前日、前々日の雨で水は冷たく、流れは強い
滝登りでは、2カ所で1ポイントずつ4級ぐらい
ロープは使わず、淵はできるだけ泳ぎました
泳いで、真ん中を登る
泳いで、右斜面を直登
泳いで、左の滝を直登
林道工事で川が荒れたところで終了。あっという間でした
林道で入渓地点に戻り、もう少し下流の樽ノ沢へ入渓
こっちは岩倉川より急な谷で、見栄えのする2段45mほどの滝もある
トポは持ってないんで、下部は適当に右の藪から巻き、大きな上部の滝も適当に水流の真ん中を登る(^_^;)
2段45m(?)の滝。下部は右の藪、上部は真ん中を登った
その上もいくつか登って、もう飽きたので終了
左岸、右岸、滝の真ん中と歩いて下りました
国道19号から岩倉集落に入り、どんどん遡って林道ゲート前に駐車
ゲートから徒歩10分で入渓した
前日、前々日の雨で水は冷たく、流れは強い
滝登りでは、2カ所で1ポイントずつ4級ぐらい
ロープは使わず、淵はできるだけ泳ぎました



林道工事で川が荒れたところで終了。あっという間でした
林道で入渓地点に戻り、もう少し下流の樽ノ沢へ入渓
こっちは岩倉川より急な谷で、見栄えのする2段45mほどの滝もある
トポは持ってないんで、下部は適当に右の藪から巻き、大きな上部の滝も適当に水流の真ん中を登る(^_^;)

その上もいくつか登って、もう飽きたので終了
左岸、右岸、滝の真ん中と歩いて下りました
2013.08.22
神崎川・ツメカリ谷・白滝谷下降 20130821
1皮です。きれいな沢で有名な鈴鹿の神崎川周辺に、スイミングゴーグル持参で行ってきました
釜で泳いだ時にカメラに水が入り、ほとんど写真がありません
時計も忘れて、時間も分かりません
車を出発7:00~神崎川~ツメカリ谷~白滝谷~神崎川天狗滝~車14:30
国道421号から神崎川沿いの林道に入る所にゲートが作られ、車両通行止めになっていた
林道を行き、「釣り人へ」と書かれた看板の所から階段で河原に下りる
河原への下降地点
その地点がツメカリ谷の上流部だと勘違いして、神崎川を下流へ向かう。途中の釜で水浴び
右岸に比較的大きな沢が出てきたが、合流点の地形が、地形図で見るツメカリ谷と違う
どうも赤坂谷の出合らしい(-_-;)Uターンして、神崎川をさかのぼる
しばらくして堰堤。そこからは滝と瀞の連続。泳ぐ、泳ぐ
こんな瀞を延々と泳ぎます
川が右に大きくカーブする辺りで、右岸から沢が合流する
岩に赤字で「ツメ」と書かれている→→落書きはやめましょう
ツメカリ谷に入ると、釜と瀞の連続。泳ぐ、泳ぐ
しかし沢は苔と砂が多い。そんなにきれいという感じじゃない
崩壊地を3カ所すぎ、まだまだ滝と釜が続く。
沢が細くなり、南側の尾根が低くなってきた辺りで、適当に小さな沢沿いに登る
尾根には植林用の踏み後があった。そこから適当に沢を下り、白滝谷に合流
釜と瀞を泳いで行くと、いつのまにか神崎川
そこから上流部に向かい、さらにいくつかの釜と瀞を泳ぐ
長さ50mぐらいの瀞は濃緑色。スイミングに最適です
天狗滝を見てUターン。堰堤まで釜と瀞を泳いで泳ぎました
久しぶりのスイミングで、背中の筋肉が痛くなりました
釜で泳いだ時にカメラに水が入り、ほとんど写真がありません
時計も忘れて、時間も分かりません
車を出発7:00~神崎川~ツメカリ谷~白滝谷~神崎川天狗滝~車14:30
国道421号から神崎川沿いの林道に入る所にゲートが作られ、車両通行止めになっていた
林道を行き、「釣り人へ」と書かれた看板の所から階段で河原に下りる

その地点がツメカリ谷の上流部だと勘違いして、神崎川を下流へ向かう。途中の釜で水浴び
右岸に比較的大きな沢が出てきたが、合流点の地形が、地形図で見るツメカリ谷と違う
どうも赤坂谷の出合らしい(-_-;)Uターンして、神崎川をさかのぼる
しばらくして堰堤。そこからは滝と瀞の連続。泳ぐ、泳ぐ

川が右に大きくカーブする辺りで、右岸から沢が合流する
岩に赤字で「ツメ」と書かれている→→落書きはやめましょう
ツメカリ谷に入ると、釜と瀞の連続。泳ぐ、泳ぐ
しかし沢は苔と砂が多い。そんなにきれいという感じじゃない
崩壊地を3カ所すぎ、まだまだ滝と釜が続く。
沢が細くなり、南側の尾根が低くなってきた辺りで、適当に小さな沢沿いに登る
尾根には植林用の踏み後があった。そこから適当に沢を下り、白滝谷に合流
釜と瀞を泳いで行くと、いつのまにか神崎川
そこから上流部に向かい、さらにいくつかの釜と瀞を泳ぐ
長さ50mぐらいの瀞は濃緑色。スイミングに最適です
天狗滝を見てUターン。堰堤まで釜と瀞を泳いで泳ぎました
久しぶりのスイミングで、背中の筋肉が痛くなりました
2013.08.22
北ア赤木沢・薬師沢左俣下降・薬師沢右俣20130816/17
1皮です。薬師岳方面へ沢登りに行ってきました。直登できる滝は登りましたが、ほとんど沢歩きに終始しました
【16日】折立6:50~8:30太郎平8:40~8:50薬師沢小屋9:10~10:30赤木沢出合10:50~12:20大滝12:40~14:00赤木平~16:00薬師沢左俣途中でビバーク
【17日】テンバ5:30~6:10薬師沢右俣出合6:20~10:30薬師岳東南稜~10:50頂上11:20~13:50折立
16日。折立からの急登で、すでに猛烈な暑さ
おばちゃんグループをごぼう抜きしようと頑張ると、朝食で食べたすき家の牛丼が喉まで逆流しかかる
トレラン男子と山ガールでいっぱいの太郎平に着いても、下界のような猛暑。さっさと薬師沢に向かう
薬師沢小屋のテラスから黒部川の河原に下り、水に足を漬けて進む。腰まで漬かるとさすがに寒い
上半身は熱帯、下半身は凍りそうです
黒部川のへつり
蛇行する川の流れとは逆に、左岸→右岸→左岸と徒渉を繰り返す。数カ所でへつりも。深さは太もも程度で難しくない
川が大きく左に曲がる辺りの左岸が、赤木沢の合流点
中央の白い岩左側が赤木沢出合
合流点の川幅は狭く、見落としそうです。そこからは滝と滑の連続
苔や砂がほとんどないのが、北アで一番美しい沢といわれる所以かも
終始こんな感じ
大滝手前の河原でテントを張っていた2人組によると、この日は他のパーティとは会っていないとのこと
人気がある沢とはいえ、サワノボラーが続々と来るわけではないのかな
大滝を左岸から巻き、上部の二俣へ。日頃の不摂生がたたり、脚にへたりが・・・
振り返ると、計画していた黒部五郎岳が遙かに高くそびえている。瞬間的に足は、逆方面の右俣へ(^_^;)
沢を忠実に詰めると赤木平
赤木平は気持ちのよい高原
可憐な高山植物をわしわし踏みつけながら薬師沢左俣の上流部へ
大きな岩の間をどんどん下り、砂地が出てきたところでビバーク。1カ所だけ左岸から巻いたけど、下りで特に問題になるところはありません
左俣はこんな岩を下りていく
翌17日。目覚まし時計がなかったので、明るくなりはじめた5時前起床
薬師沢本流に下り、数十メートル上流で右俣へ入る。右俣の下流部は狭く、暗い
右側が薬師沢右俣
小さな滝をどんどん越えていくと、やがて広がって、ただの歩きに終始
左岸から大きな滝が2つほど合流するが、本流は至って穏やか
右俣も沢はきれいです
左岸からの沢。これを登って東南稜に行くのも面白いかな
沢が大きく右に旋回すると、薬師岳東南稜が見えた
何カ所に雪渓が残っていたが、草地の斜面を歩いたり、崩れたスノーブリッジの間を抜けたり
最後はガラ場を登って稜線
この辺りから、もう暑いっす
炎暑の中、頂上経由で折立に下りました
3つの沢とも初心者向きで、太郎平辺りを基点にした夏の合宿にいいかもね
【16日】折立6:50~8:30太郎平8:40~8:50薬師沢小屋9:10~10:30赤木沢出合10:50~12:20大滝12:40~14:00赤木平~16:00薬師沢左俣途中でビバーク
【17日】テンバ5:30~6:10薬師沢右俣出合6:20~10:30薬師岳東南稜~10:50頂上11:20~13:50折立
16日。折立からの急登で、すでに猛烈な暑さ
おばちゃんグループをごぼう抜きしようと頑張ると、朝食で食べたすき家の牛丼が喉まで逆流しかかる
トレラン男子と山ガールでいっぱいの太郎平に着いても、下界のような猛暑。さっさと薬師沢に向かう
薬師沢小屋のテラスから黒部川の河原に下り、水に足を漬けて進む。腰まで漬かるとさすがに寒い
上半身は熱帯、下半身は凍りそうです

蛇行する川の流れとは逆に、左岸→右岸→左岸と徒渉を繰り返す。数カ所でへつりも。深さは太もも程度で難しくない
川が大きく左に曲がる辺りの左岸が、赤木沢の合流点

合流点の川幅は狭く、見落としそうです。そこからは滝と滑の連続
苔や砂がほとんどないのが、北アで一番美しい沢といわれる所以かも

大滝手前の河原でテントを張っていた2人組によると、この日は他のパーティとは会っていないとのこと
人気がある沢とはいえ、サワノボラーが続々と来るわけではないのかな
大滝を左岸から巻き、上部の二俣へ。日頃の不摂生がたたり、脚にへたりが・・・
振り返ると、計画していた黒部五郎岳が遙かに高くそびえている。瞬間的に足は、逆方面の右俣へ(^_^;)
沢を忠実に詰めると赤木平

可憐な高山植物をわしわし踏みつけながら薬師沢左俣の上流部へ
大きな岩の間をどんどん下り、砂地が出てきたところでビバーク。1カ所だけ左岸から巻いたけど、下りで特に問題になるところはありません

翌17日。目覚まし時計がなかったので、明るくなりはじめた5時前起床
薬師沢本流に下り、数十メートル上流で右俣へ入る。右俣の下流部は狭く、暗い

小さな滝をどんどん越えていくと、やがて広がって、ただの歩きに終始
左岸から大きな滝が2つほど合流するが、本流は至って穏やか


沢が大きく右に旋回すると、薬師岳東南稜が見えた
何カ所に雪渓が残っていたが、草地の斜面を歩いたり、崩れたスノーブリッジの間を抜けたり
最後はガラ場を登って稜線

炎暑の中、頂上経由で折立に下りました
3つの沢とも初心者向きで、太郎平辺りを基点にした夏の合宿にいいかもね
2012.07.09
7月8日ツメカリ谷沢登り
小松崎です(*^_^*)7月8日に鈴鹿のツメカリ谷へ波多野さん、松田さんと三人で沢登りへ行ってきました!


今回の沢は自分にとっては第二回目の沢登り(^'^)4月の丹沢よりは緊張もなくリラックスして挑むことができました!(^^)!今回は泳ぎを含んだ沢だったのでかなり楽しめました(*^_^*)


滝の裏側を通った時は最高でした!

お盆休みの谷川岳の沢もぜひ参加したいと思います!


今回の沢は自分にとっては第二回目の沢登り(^'^)4月の丹沢よりは緊張もなくリラックスして挑むことができました!(^^)!今回は泳ぎを含んだ沢だったのでかなり楽しめました(*^_^*)


滝の裏側を通った時は最高でした!

お盆休みの谷川岳の沢もぜひ参加したいと思います!
2012.05.27
中央アルプス:飯田松川 西俣川大西沢
中央アルプス:飯田松川 西俣川大西沢
日にち:6月26日
メンバー:波多野 他2名 + 現地で他2名と合同遡行
松川入ゲート~小西沢出合入渓~大西沢遡行~大西大滝
大西沢の沢は透明度が高くとても綺麗だ。中央アルプス特有の岩の白さが、更に綺麗に見せてくれる。
メンバーの足並みが揃っているので、リズムよくゴーロを飛び石で越えたり、巨岩をやり過ごしたりしながら、
遡行を続ける。
遡行開始して2時間くらいで、大西の大滝(30メートルくらい)が現れた。
左岸から大きく高巻く、40分くらい掛かって川床に降り立つ。
ここからが先が連瀑帯の入り口となる。KさんM君の師弟コンビで滝の右側を直登する。
落ち口が悪そうだが他は問題ないようだ。
みんな体の調子が悪いので、この滝の登攀を終えたら同沢を下降することに決めていた。
僕は下で待機してカメラマンに徹する。
登攀を終えたメンバーは、右岸の立ち木を利用して1ピッチの懸垂下降で降りてきた。
大西大滝の下降は3ピッチの懸垂下降でやり過ごす。
ブッシュの中の懸垂は時間が掛かる。
入渓地点の小西沢出合まで降りたところで大休止をとる。
テンカラで釣りに出掛ける者、焚き火をしたり昼寝をしたりして、それぞれの時間を楽しみました。


日にち:6月26日
メンバー:波多野 他2名 + 現地で他2名と合同遡行
松川入ゲート~小西沢出合入渓~大西沢遡行~大西大滝
大西沢の沢は透明度が高くとても綺麗だ。中央アルプス特有の岩の白さが、更に綺麗に見せてくれる。
メンバーの足並みが揃っているので、リズムよくゴーロを飛び石で越えたり、巨岩をやり過ごしたりしながら、
遡行を続ける。
遡行開始して2時間くらいで、大西の大滝(30メートルくらい)が現れた。
左岸から大きく高巻く、40分くらい掛かって川床に降り立つ。
ここからが先が連瀑帯の入り口となる。KさんM君の師弟コンビで滝の右側を直登する。
落ち口が悪そうだが他は問題ないようだ。
みんな体の調子が悪いので、この滝の登攀を終えたら同沢を下降することに決めていた。
僕は下で待機してカメラマンに徹する。
登攀を終えたメンバーは、右岸の立ち木を利用して1ピッチの懸垂下降で降りてきた。
大西大滝の下降は3ピッチの懸垂下降でやり過ごす。
ブッシュの中の懸垂は時間が掛かる。
入渓地点の小西沢出合まで降りたところで大休止をとる。
テンカラで釣りに出掛ける者、焚き火をしたり昼寝をしたりして、それぞれの時間を楽しみました。


2012.05.07
沢登りIN丹沢! 4月29日30日
小松崎です(^_^.)GW前半に波多野さんと一緒に丹沢へ1泊2日の沢登りに行きました!(^^)!28日の夜に愛知を出発し29日朝に東京平成山岳会の山の大ベテラン、田中さん、浜田さんのお二方と合流し今回1回目の沢登り、(俺にとっては人生初)四十八瀬川・勘七ノ沢へ行きました。
大体3時間くらいでゴールしました。すごく楽しかった....本当に楽しかったのですが....当日初の沢登りでかなりの緊張で..というか一週間前から緊張してて3人の足をかなり引っ張りかなりの迷惑をかけてしまいました↓
八の字もろくに結べない、ヌンチャク回収忘れる、管付カラビナにザイルを通すだけ、足を滑らせ滝へ突っ込む、ets..(あぁ~書くの恥ずかしい(+o+))
しかし!恥をかいてばかりでつらいことばかりではなかった!F6の滝を上ったところになぜかすごく可愛い山ガールがっ!?なぜこんなところに!?どうやら登山の途中道を誤りここまで下りてきたようです。波多野さんと浜田さんが道を案内してエスコートしてくれて彼女は助かったみたいなのですが..ホント可愛かった..後で4人で口を揃えて言いました(笑)
午後1時ごろに宿泊場所に到着し1時半ごろからお酒を飲み始め就寝時間ギリギリまで(約8時間)ずっとお酒を飲んでいました(^'^)
2日目の沢登りのルートは水無川・セドの沢を上ってきました。(ちょっと二日酔い)
昨日の初体験で少しは緊張もやわらぎ昨日よりはマシでした(^_^;)遅れは取りましたが↓
ゴールは今日も3時間くらい、終わってみると爽快感がたまりません!(^^)!また来年4人で沢登り行こうかと田中さんが言っていたので来年も行くことになると思います(*^_^*)!




大体3時間くらいでゴールしました。すごく楽しかった....本当に楽しかったのですが....当日初の沢登りでかなりの緊張で..というか一週間前から緊張してて3人の足をかなり引っ張りかなりの迷惑をかけてしまいました↓
八の字もろくに結べない、ヌンチャク回収忘れる、管付カラビナにザイルを通すだけ、足を滑らせ滝へ突っ込む、ets..(あぁ~書くの恥ずかしい(+o+))
しかし!恥をかいてばかりでつらいことばかりではなかった!F6の滝を上ったところになぜかすごく可愛い山ガールがっ!?なぜこんなところに!?どうやら登山の途中道を誤りここまで下りてきたようです。波多野さんと浜田さんが道を案内してエスコートしてくれて彼女は助かったみたいなのですが..ホント可愛かった..後で4人で口を揃えて言いました(笑)
午後1時ごろに宿泊場所に到着し1時半ごろからお酒を飲み始め就寝時間ギリギリまで(約8時間)ずっとお酒を飲んでいました(^'^)
2日目の沢登りのルートは水無川・セドの沢を上ってきました。(ちょっと二日酔い)
昨日の初体験で少しは緊張もやわらぎ昨日よりはマシでした(^_^;)遅れは取りましたが↓
ゴールは今日も3時間くらい、終わってみると爽快感がたまりません!(^^)!また来年4人で沢登り行こうかと田中さんが言っていたので来年も行くことになると思います(*^_^*)!




2011.10.01
薬師沢左俣
9月29日~30日 北アルプス 薬師沢左俣 (記)波多野
10年ぶりの山仲間との再会を果たし、有峰湖の有料道路のゲートに到着する。
テントを張って一杯やりたい所であったが、我々は再会を楽しみに来たのではなく、
薬師沢左俣をやりに来たのだ。睡眠時間を大切にするため、早々に車内で寝込む。
最新の天気予報では、1日目は晴天が約束されていたが、2日目はかなりの確立で
雨になるようだ。
今回の沢登りを成功させるためには、1日目に薬師沢佐俣を遡行するしかない。
折立では1day用の装備に切り替える。
5時間くらいの(腹時計)登山道の歩きを終えて、12時頃目的の薬師沢左俣に到着する。
沢登りデビュー戦の「なでしこ」は、全ての沢道具の値札を外してから準備に取り掛かる。
この辺りから時間が気になってきたが、のっけからケツを叩いてはデビュー戦に傷がついてしまうので
、終始時間は気にしない振りをしていた。
初心者と行動する時は、想定外を想定しておくことである。
沢の中間地点まではゴーロ帯を飛び石しながら進むが、「なでしこ」はこれが上手く出来ない。
ずっこける事が怖いらしい。遡行スピードの遅れと体力の消耗を招くが、これも想定内である。
上流部からは、この沢の魅力の一つである直登可能な滝が連続してくる。
一箇所だけザイルを使用して登ってきてもらった。他にも苦戦をしている箇所はあったが、ザイルは
出さなかった。例えミスをしても致命傷を負う場所ではないからだ。
ナメ滝をトラバースしている時に、「なでしこ」がスリップし5メートルのウォータースライダー後
滝壺に落ちた。全身とザックがずぶ濡れになり、精神的ダメージを受けたようだ。
核心部を抜けると一気に稜線が近くなり、沢は源頭の雰囲気となってくる。

足元には草原が稜線まで続いている。振り返ると水晶岳の稜線が見事に連なっている。
ゆっくりと歩いていると、徐々に日が落ちてきて前後の稜線が灰色のシルエットに変色してきた。
こんな中を歩くのも中々良いものである。
自分は昼夜を問わず縦横無尽に駆け巡る、クマになり切って歩いていた。沢に入るとこういう感覚によくなるものだ。稜線の登山道に出た時には、なんだか里に下りてきてしまった感覚であった。

1dayで下り切る予定でいたが、すっかり闇夜に包まれてしまったので太郎小屋で泊まる事にした。
自分的には「ビバークもいいかな」と一瞬思ったが、深夜には雨が降り出してきたので、ビバーク
しなくて良かった。
2日目は小雨が降ったりやんだりの中、2時間の歩きで折立に到着する。
10年ぶりの山仲間との再会を果たし、有峰湖の有料道路のゲートに到着する。
テントを張って一杯やりたい所であったが、我々は再会を楽しみに来たのではなく、
薬師沢左俣をやりに来たのだ。睡眠時間を大切にするため、早々に車内で寝込む。
最新の天気予報では、1日目は晴天が約束されていたが、2日目はかなりの確立で
雨になるようだ。
今回の沢登りを成功させるためには、1日目に薬師沢佐俣を遡行するしかない。
折立では1day用の装備に切り替える。
5時間くらいの(腹時計)登山道の歩きを終えて、12時頃目的の薬師沢左俣に到着する。
沢登りデビュー戦の「なでしこ」は、全ての沢道具の値札を外してから準備に取り掛かる。
この辺りから時間が気になってきたが、のっけからケツを叩いてはデビュー戦に傷がついてしまうので
、終始時間は気にしない振りをしていた。
初心者と行動する時は、想定外を想定しておくことである。
沢の中間地点まではゴーロ帯を飛び石しながら進むが、「なでしこ」はこれが上手く出来ない。
ずっこける事が怖いらしい。遡行スピードの遅れと体力の消耗を招くが、これも想定内である。
上流部からは、この沢の魅力の一つである直登可能な滝が連続してくる。
一箇所だけザイルを使用して登ってきてもらった。他にも苦戦をしている箇所はあったが、ザイルは
出さなかった。例えミスをしても致命傷を負う場所ではないからだ。
ナメ滝をトラバースしている時に、「なでしこ」がスリップし5メートルのウォータースライダー後
滝壺に落ちた。全身とザックがずぶ濡れになり、精神的ダメージを受けたようだ。
核心部を抜けると一気に稜線が近くなり、沢は源頭の雰囲気となってくる。

足元には草原が稜線まで続いている。振り返ると水晶岳の稜線が見事に連なっている。
ゆっくりと歩いていると、徐々に日が落ちてきて前後の稜線が灰色のシルエットに変色してきた。
こんな中を歩くのも中々良いものである。
自分は昼夜を問わず縦横無尽に駆け巡る、クマになり切って歩いていた。沢に入るとこういう感覚によくなるものだ。稜線の登山道に出た時には、なんだか里に下りてきてしまった感覚であった。

1dayで下り切る予定でいたが、すっかり闇夜に包まれてしまったので太郎小屋で泊まる事にした。
自分的には「ビバークもいいかな」と一瞬思ったが、深夜には雨が降り出してきたので、ビバーク
しなくて良かった。
2日目は小雨が降ったりやんだりの中、2時間の歩きで折立に到着する。